6月3日 ウルトラマンメビウス対ハンターナイト ツルギ ツルギの秘密が明かされる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月3日(2006年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月3日」(2006年)。
なぜだ! ハンターナイト ツルギ(左)とウルトラマンメビウスが戦闘に。ツルギはナイトビームブレードで、メビウスのメビュームブレードを切り飛ばす  ©円谷プロ
2006年4月8日より放送が開始された『ウルトラマンメビウス』は、宇宙警備隊のルーキーであるウルトラマンメビウスが、ヒビノ ミライとして防衛チーム・CREW GUYS(クルー ガイズ)に入隊。地球を狙う怪獣や宇宙人と戦う。

『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの昭和に放送されたウルトラマンシリーズと、物語が直接的につながっているのも特徴だ。


メビウスにより倒されたはずのボガールは生きていた。そして、これまでに幾度となくメビウスの前に現れ、執拗にボガールを狙うハンターナイト ツルギの目的が明らかになる。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ハンターナイト ツルギの秘密が語られる

2006年6月3日は『ウルトラマンメビウス』第9話「復讐の鎧」が放送された日です。ウルトラマンメビウスはボガールを撃破。力尽き、GUYS前隊長であるセリザワの姿になったハンターナイト ツルギに駆け寄るが、ツルギはミライに刃を向けた。

そして、自分はボガールへの復讐のためにウルトラマンの心を捨てたと告げる。さらに、ボガールはまだ生きていると明らかにした。

その上で、ツルギは自分の目的を語り始める。本来は科学者で青い姿のウルトラマンだったツルギは、優れた知性体の住む惑星アーブの観察をしていた。しかし、ある日ボガールが出現し、知性体たちを食い尽くしてしまう。

悲しみに暮れる青いウルトラマンは、アーブの知性体の無念の声と怨念の叫びを耳にする。そして、彼の体にアーブの伝説の鎧「アーブギア」が装着された。こうして青いウルトラマンは、ハンターナイト ツルギとなった。

そして、ボガールへの復讐のために、ボガールが次の餌場として選んだ地球を訪れたのだ。すると、セリザワを探すリュウの声が聞こえてきた。ミライがその声に気を取られていると、ツルギは姿を消してしまった。

その後、ボガールが生きていることはGUYSでも確認された。さらに、ボガールは怪獣を食べることで体内のエネルギーを増幅させており、ボガールを倒すと半径100キロ以内が壊滅することが判明する。
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