12月21日 タイガ最終回 悪の宇宙人と星を喰らう怪獣をとめろ!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月21日(2019年)

テレビマガジン編集部

ブラックホールの姿が、また明らかになりそうだ。数々のSFや物語にも登場してきたブラックホール。その謎に迫るX線偏光観測衛星「IXPE」が、今年2021年12月9日、日本時間午後3時に米・フロリダ州ケネディー宇宙センターから打ち上げられた。ブラックホールに落ち込む物質の形や時空の歪みが観測できると期待がかかる。X線天文学の最後のフロンティアとも言われる、偏光観測の確立も望まれる。

ウルトラ怪獣の中には、体内に疑似ブラックホールをもつ怪獣もいる。今回取り上げるのは「12月21日」(2019年)、星を食べ尽くしてしまう怪獣とウルトラマン、宇宙人たちの物語。
宇宙爆蝕怪獣 ウーラーに挑むウルトラマンタイガ
©️円谷プロ PHOTO/講談社
2019年7月6日より放送が開始された『ウルトラマンタイガ』では、さまざまな宇宙人が密かに暮らす地球で、主人公・工藤ヒロユキがウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマに変身し、宇宙人が関係する事件を解決しながら平和を守っていく。

地球に出現した宇宙爆蝕怪獣 ウーラーは、無機物やエネルギーなど、何でも食べてしまう。民間警備組織E.G.I.S.(イージス)に勤めるヒロユキの仲間、旭川ピリカは、ウーラーを抹殺するために怪獣の生命活動を止めるデバイスを搭載したアンドロイドだった。ウーラーと自身を同期し、自分の機能を停止することでウーラーを止めようとするピリカ。ヒロユキはピリカを助けることができるのか?
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ヴィラン・ギルドがE.G.I.S.に協力

2019年12月21日に放送されたのは『ウルトラマンタイガ』第25話「バディ ステディ ゴー!」。ピリカを救出できず、ウーラーに敗北してしまったタイガとヒロユキ。E.G.I.S.に戻ると、ウーラーの体内からピリカが通信をしてきた。

ウーラーには悪気がなく、ただ空腹を満たすために暴食を続けているらしい。E.G.I.S.は、ウーラーが満たされないのは体内にある疑似ブラックホールが食べたものを吸収してしまっているためということを知るが、疑似ブラックホールを排除する手段がない。

するとそこに、かつて敵対していたヴィラン・ギルドのマーキンド星人とマグマ星人が現れ、共同戦線をはろうと提案してきた。

地球人と宇宙人が力を結集!

要請に応じた世界各国の人工衛星がマグマ星人の宇宙船にエネルギーを供給し、マグマ星人はマグマウェーブを発射。それに釣られてウーラーが出現した。エネルギーを吸収するウーラーに、マーキンド星人が用意した擬似ホワイトホールを発生させるミサイルを発射。ウーラーの体内の擬似ブラックホールは中和され、無力化することに成功する。仕上げにタイガの光線でウーラーの腹を満たせば作戦は完了だ。

しかし、そこにウルトラマントレギアが出現し、タイガを妨害してきた。トレギアに苦戦するタイガ。
次のページへ タイガよ、トレギアを止めろ! ウーラーを救え! 地球を守ってくれ!
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