7月1日 ウルトラマンメビウス 首と胴体を分離して襲い来るムカデンダー!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月1日(2006年)

テレビマガジン編集部

マリナが弱点を克服しムカデンダーを誘導!

洞窟に逃げ込んだマリナたち。マリナは、GUYSの仲間達のことを話す。楽しそうに今の仲間のことを語るマリナを見て、カドクラは何か思うところがあるようだった。その後、無事に洞窟から抜け出すことに成功するが、ムカデンダーはまだ近くに居た。マリナはマケット怪獣 ミクラスを実体化させてムカデンダーに向かわせるが、逆にムカデンダーを怒らせてしまう。

ミクラスは制限時間が来て消滅し、マリナたちはムカデンダーの火球を受けて吹き飛ばされてしまう。3人とも大事には至らなかったが、リンコは足を捻挫。歩けなくなってしまった。それでもなんとか元の場所に戻ってきたマリナたちだったが、ムカデンダーはしつこく追ってくる。すると、マリナはバイクで囮になることを決意。ムカデンダーはバイクで走るマリナに狙いを定めて追ってきた。

ムカデンダーの吐く火球を優れたライディングテクニックで避けるマリナだったが、カドクラにはある不安があった。マリナは優れた聴覚を持っていたが、エンジンの音やタイヤと地面の摩擦音を聞くことでクラッシュの恐怖を覚え、いつも最終ラップでタイムを落としていたのだ。減速すれば、ムカデンダーの攻撃は避けられない。

しかし、GUYSの仲間達の声援を風の音の中に感じたマリナは、見事弱点を克服。ムカデンダーの火球を全て回避しきった。すると、そこにGUYSガンフェニックスが到着。GUYSガンウインガーとGUYSガンローダーに分離して、ムカデンダーに攻撃を開始する。ミライもウルトラマンメビウスに変身。ムカデンダーの頭部を攻撃するが、ムカデンダーは首と胴体を分離させメビウスに奇襲を仕掛ける。実質的に2体の怪獣を相手にしたメビウスは苦戦。

それでも、メビウスは合体した隙をついて必殺のメビュームシュートでムカデンダーを撃破する。だが、首はまだ生きていた。後ろからメビウスを襲うムカデンダー。しかし、そこにウルトラマンヒカリが現れ、それを撃破。見事、ムカデンダーは倒されたのだった。

百足怪獣 ムカデンダー

逃した獲物を待ち伏せる執念深さを持つ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
百足怪獣 ムカデンダー

身長/59メートル 
体重/4万トン

首を自由自在に分離させ、胴体とともに敵を襲う怪獣。地中に潜み、メビウスと戦った個体は、地中を進む際に発生させる高電圧が電界を作るため、ムカデンダーの周囲が通信不能になる。

初登場エピソード:『ウルトラマンタロウ』第26話「僕にも怪獣は退治できる!」(1973年9月28日放送)
脚本:阿井文瓶/特殊技術:小林正夫/監督:深沢清澄

紹介エピソード:『ウルトラマンメビウス』第13話「風のマリナ」(2006年7月1日放送)
脚本:長谷川圭一/監督・特技監督:村石宏實  

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』『ウルトラファイトクラブ』『続・ウルトラファイト』国内独占配信中!!

7月1日はマリナが弱点を克服した日

7月1日は八幡ヶ岳にムカデンダーが出現。マリナがロードレーサー時代の弱点を克服し、ムカデンダーの誘導に成功したエピソードの日。実は、カドクラはマリナを再びチームに戻るよう説得するつもりでした。しかし、マリナは今の仕事が好きなのだと感じ、その道を応援するのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 今日もウルトラ怪獣日和 2022』をもとに構成しています。
©円谷プロ

テレビマガジン ウルトラマンシリーズの最新刊

『テレビマガジン デラックス 決定版 ウルトラ怪獣大集合 パーフェクト超百科 増補改訂』定価:1980円(本体1800円)
ウルトラQからウルトラマントリガーまでの全怪獣・宇宙人、1495体を掲載!
23 件

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。