5月22日 平成ウルトラセブン ネオパンドン襲来! カザモリが植物生命体と出会う

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月22日(2002年)

テレビマガジン編集部

少女は植物生命体だった!

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ミツコというその少女は老人の実の娘ではないらしいが、喘息を患う老人によく効く薬草を持ってくるなどふたりの関係は良好であるようだった。ウルトラ警備隊は、ミツコが謎の種子と関係があると察し、接近を試みる。そして、ミツコが人間に酷似した姿を持つ、植物生命体であることが発覚。さらに、彼女は宇宙から飛来したのではなく、地球の植物が進化したものであることがわかる。

カザモリは、ウルトラ警備隊からミツコを遠ざけるため、彼女にこの地から離れるよう話すが老人のことが心配なミツコはそれを受け入れない。そこでカザモリは、シラガネ隊長に植物生命体は地球の自然を癒やそうとしていると調査の中止を訴える。しかし、それを証明するものはない。シラガネ隊長は、種子が宇宙人の侵略兵器である可能性を考え、地球の安全を守るのはウルトラ警備隊の使命だと調査の継続を命じたのだった。

一方、ネオパンドンを操る謎の男はミツコと接触。人類がミツコたち植物生命体を亡き者にしようとしていると訴え、この場から逃げるよう迫る。さらに、その場にシマ隊員とミズノ・タクマ隊員が遭遇。ミツコを確保しようとする。男はミツコを連れて逃走。コントロール装置に念を込めネオパンドンを出現させた。

シラガネ隊長の乗るウルトラホーク1号と、ユキのウルトラホーク3号が応戦するも、パンドンの吐く火球によってホーク3号は撃墜されてしまう。カザモリはウルトラセブンに変身し、パンドンとの戦いを開始する。しかし、ミツコは争いを望んでいなかった。ミツコに戦いを止めるよう言われた男は戸惑いつつも、ネオパンドンのコントロール装置を手放す。それによってネオパンドンは動きを止めるが、そこにシマが現れ、ミツコに銃を向けコントロール装置を奪ってしまう。すると、ネオパンドンは再びセブンに攻撃を仕掛けてきた。シマに争いを止めるようテレパシーでメッセージを送るミツコ。しかし、シマのネオパンドンへの敵意をコントロール装置が読み取り、ネオパンドンはさらに凶暴化してしまう。そして、シマはミツコに発砲。放心状態となったシマがコントロール装置を落とすと、ネオパンドンはおとなしくなる。セブンはエメリウム光線とウルトラクロスアタッカーの連続攻撃でネオパンドンを撃破したのだった。

双頭合成獣 ネオパンドン

ネオパンドンを操っていたのは、地球防衛軍を裏切った諏訪将校だった  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
双頭合成獣 ネオパンドン

全長/60メートル
体重/6万4000トン

かつてウルトラセブンが戦ったパンドンの遺伝子を組み込まれた怪獣。人間の怒りや憎しみといった負の感情をコントロール装置を通してエネルギーにする。シマがもつ怒りの感情や恐怖心により凶暴化し、セブンを苦しめた。

登場エピソード:『ウルトラセブン 誕生35周年 “EVOLUTION” 5部作』第4話「イノセント」(2002年5月22日発売)
脚本:神戸一彦、武上純希/監督、特殊技術/髙野敏幸

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5月22日はカザモリが植物生命体と出会った日

5月22日は、復活したウルトラセブンがカザモリと一体化して行動を再開したエピソードの日。ミツコから「仲間を守って」というメッセージを受けたカザモリは、サンプルとして残された種子を奪い、かつての仲間たちのもとから去りました。すると、カザモリは地球防衛軍が壊滅していることを知ります。セブンはなぜ復活することができたのか、そしてセブンが馬の首暗黒星雲に幽閉されている間、地球に何があったのか?

ビデオ発売当時はこの後に第1話~3話が順次発売され、本エピソードに至るまでの経緯が語られるという構成になっていました。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga