6月24日 ウルトラマンメビウス 恵比寿様の像が巨大な怪獣に!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月24日(2006年)

テレビマガジン編集部

グロテスセルによってコダイゴンジアザーが出現!

トリヤマが運んでいたのは、かつてグロテス星人が使用しコダイゴンを作り出した特殊な細胞・グロテスセルだった。グロテスセルは、中が空洞の物体に入り込むとそれを生物のように動かす性質を持っている。しかし、物体が怪獣のサイズになると破壊衝動が生まれ、手がつけられないことから研究は中止されたのだ。

トリヤマは、ミライ、テッペイ、コノミにこっそり声をかけ、グロテスセルを紛失したことを打ち明ける。ミライはメンバー全員に話そうとするが、自分の失態を隠したいトリヤマはミライを止め、4人でグロテスセルの捜索を開始した。一方、川でグロテスセルを拾ったのは古道具屋を営む男性だった。

男性はそれを店に持ち帰ると、店の像や玩具たちが動き出す。カプセルには、小さな穴が空いており、グロテスセルが漏れていたのだ。さらに、孫の提案で動くようになった像や玩具を販売してしまう。しかし、それによってミライたちは古道具屋にグロテスセルがあることに気づくのだった。

無事にグロテスセルを発見したミライたち。しかし、トリヤマがまたもや、うっかり落としてしまい、カプセルは完全に破損。一気に吹き出したグロテスセルは、近くにあった恵比寿像に入り込む。そして、恵比寿像は巨大化してコダイゴンジアザーになってしまった。ミライはウルトラマンメビウスに変身して攻撃するが、高い防御力を持つコダイゴンジアザーには通用しない。さらに、コダイゴンジアザーの持つ鯛が放つ「鯛砲」に苦戦してしまう。
口から光弾を発射し、突進攻撃も可能な鯛。「ショーバイハンジョー!」という鳴き声(?)を発する  ©円谷プロ PHOTO/講談社
すると、ウルトラマンヒカリがメビウスを助けに現れた。しかし、ヒカリでさえもコダイゴンジアザーに苦戦してしまう。すると、テッペイの機転でコダイゴンジアザーの弱点が発見される。恵比寿像は以前に落とした際に右脚が欠けており、そこがコダイゴンジアザーのウィークポイントになっていたのだ。メビウスとヒカリはコダイゴンジアザーの右脚に必殺光線を命中させるとそこに穴が開き、グロテスセルが気化。恵比寿像は無事に元の姿に戻るのだった。

魔神怪獣 コダイゴンジアザー

右脚の穴はメビウスとヒカリにヒビを攻撃され、空いたものだ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
魔神怪獣 コダイゴンジアザー

身長/50メートル 
体重/3万8000トン

かつてウルトラマンジャックと戦ったグロテス星人が残したグロテスセルが、恵比寿像に入り込んで生まれてしまった怪獣。小脇に抱えた鯛は光弾「鯛砲」を発射するだけでなく、自立飛行し体当たり攻撃も可能。防御力も非常に高い。

登場エピソード:『ウルトラマンメビウス』第12話「初めてのお使い」(2006年6月24日放送)
脚本:川上英幸/監督・特技監督:鈴木健二

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6月24日は恵比寿像がコダイゴンジアザーになった日

6月24日はグロテス星人が残したグロテスセルが恵比寿像に入り込み、コダイゴンジアザーが生まれたエピソードの日。

「初めてのお使いに、失敗はつきものですよね。トリヤマ補佐官。」
無事に事件を収束させたミライたち。しかし、サコミズ隊長はトリヤマ補佐官がグロテスセルを紛失したことに気づいていたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 今日もウルトラ怪獣日和 2022』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。