デジタル化や少子化が進む一方で、児童書の世界は活況を呈し、その内容や表現のあり方も大きく広がっています。
物語、絵本、ノンフィクション、知識の本など、ジャンルの境界もますます曖昧になり、「児童文学」「絵本」という従来の枠組みだけでは、今の子どもたちに届けられている多彩な本の魅力を十分に捉えきれなくなってきました。
そこで、これまで児童文学を顕彰してきた「野間児童文芸賞」と、絵本を顕彰してきた「講談社絵本賞」を統合し、ジャンルを問わず、広く児童書を対象とする「講談社子どもの本大賞」を創設します。
子どもたちの心を動かし、世界を広げ、知ることや考えることの楽しさを伝える――。
ジャンルや形式にとらわれず、読者である子どもたちにとって本当に「おもしろくて、ためになる」本を見いだし、未来に残すべき作品として顕彰してまいります。
前年1月1日から12月31日に刊行された、子ども向けのあらゆる作品を対象とします。
必ずしも読書が好きでない子どもも含め、さまざまな子どもたちにとって、最初の入り口として読書の楽しさを経験してもらえるような作品を顕彰したいと考えております。

飯田一史
出版ジャーナリスト、ライター
国内外の出版産業、読書、子どもの本、マンガ、ウェブカルチャー等について取材、調査、執筆している。JPIC読書アドバイザー養成講座講師。 電子出版制作・流通協議会 「電流協アワード」選考委員。

ひこ・田中
児童文学作家、評論家
1990年、『お引越し』で第1回椋鳩十児童文学賞を受賞。1997年、『ごめん』で第44回産経児童出版文化賞JR賞を受賞。2017年、「なりたて中学生」シリーズ(講談社)で第57回日本児童文学者協会賞を受賞。

東條知美
絵本コーディネーター
メディアファクトリー(現KADOKAWA)、国立国会図書館、幼児教育専門学校、小・中学校図書館などでの勤務を経て、「絵本コーディネーター」の肩書で活動中。

横澤夏子
タレント
吉本興業の養成所であるNSC東京校に第15期生として入学。「R-1ぐらんぷり」では2016年から2年連続で決勝に進出。また、2023年冬に開催された「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」にて優勝。現在は3人の子どもの母。

鷲尾天
アニメプロデューサー
2004年「ふたりはプリキュア」をを企画し制作。以降5年間プロデューサーを務める。2015年から現在までは「企画統括」としてプリキュアシリーズに関わる。
2027年2月上旬に、事務局内で候補作(15作程度)を選定し、公式サイトで発表します。
正賞:賞状、記念品
副賞:200万円
※第61回野間児童文芸賞は該当作がありませんでした。
選考経過報告など更新予定です。
この件に関するお問い合わせは、講談社広報室(☎03-5395-3410)まで
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