原作は、「第7回KFS絵本グランプリ」にてグランプリを受賞・デビューし、描き出す動物の愛らしさに、今世界からもっとも注目を集める絵本作家、しもかわら ゆみ による「ねえねえ あのね」。
フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・ロシア・ブルガリア・台湾・韓国・タイ・ベトナムから翻訳オファーを受けるなど世界的な人気を集める本作の優しい世界が、あたたかく柔らかな光に包まれた映像で再現されています。
本作のアニメーション制作を担当するのは、『映画 すみっコぐらし』シリーズや『アグレッシブ烈子』(NETFLIX)など“Kawaii Anime”を得意とするファンワークス。
『化け猫あんずちゃん』(2024 / 作画監督)や『ペンギン・ハイウェイ』(2018 / 監督・プロップデザイン・背景デザイン)など多くの作品で活躍してきた石舘波子が監督を務めました。
やさしくされると、やさしくしたくなるって、自然なことーさまざまな動物たちが「大好き」な気持ちを伝え、無償の愛でつながっていく珠玉の物語。
子どもから大人まで心癒される、「ぎゅっ」と喜びが伝わるアニメーションをぜひお楽しみください。
ひよこちゃんがねずみさんに「だいすきよ」。ねずみさんはあひるさんに「だいすき」。あひるさんはうさぎさんに……。大好きな気持ちや嬉しくてたまらない感情を動物たちが全身で表現した作品です。
原作の手描き感を大切に、小さなこだわりがたくさん詰め込まれているのでぜひクレジットの後までご覧ください。
ひよこちゃん
ねずみさん
あひるさん
うさぎさん
おかあさん
制作:ファンワークス
監督:石舘 波子
声の出演:水谷 悟子
音楽:羽深 由理
©しもかわら ゆみ・講談社/ANIMEHON プロジェクト
“アニエホン”とは…“アニメ”と“えほん”を合わせたプロジェクト名です
「アニエホン」公式ポータルサイト:https://cocreco.kodansha.co.jp/special/aniehon
「ねえねえ あのね」という素敵な作品の映像化のお手伝いができて、とても幸せでした。
なにか事件が起きるでもなく、大げさな物語があるわけでもない、大好きのリレーがつながっていくだけというシンプルさ!
むしろだからこそ奥深い……というのがこの作品の何よりも素晴らしいところです。
その素晴らしさを損なわず、どうやってアニメーションで表現できるか、ということに大変苦心しました。
その動物ならではの愛らしさはもちろん、この作品のはじまりであり帰結する先である、優しく包まれるような親子の愛も、動きの中で表現できていたら嬉しく思います。見てくださった皆さまが、どうか大好きな人に「大好き」と伝えたくなりますように。
【原作「ねえねえ あのね」】
【作者】
しもかわら ゆみ
【原作あらすじ】
ひよこちゃんがねずみさんに「だいすきよ」。ねずみさんはあひるさんに「だいすき」。あひるさんもうさぎさんに「だいすき」……。すきなきもち、うれしいきもちが、動物たちのからだいっぱいに表現されて、しあわせがどんどん広がっていきます。海外からも注目を集める絵本作家・しもかわらゆみが描く、やさしさの連鎖を生みだす絵本。
優しくされたら優しくしたくなって、親切にされたら親切にしたくなって、好きって言われたら好きって伝えたくなって……。
そんな幸せが循環する世界を描きたいなぁという思いから、このおはなしは生まれました。
今回、アニメーションにしていただけるとうかがった時は、どのような形になるのかちょっぴりの不安もあったのですけれど、軽やかな筆致の動物たちが動き回る姿のなんとのびやかで、そして幸せそうなことでしょう!
多くの方に楽しんで観ていただけたら嬉しいです。
アニメーション制作:ファンワークス 公式サイトはこちら
アニエホン公式サイトはこちら