STORY あらすじ

6歳からレッスンを頑張ってきたバレエ大好き少女、めいの頑張りを、5年生から描くシリーズ。毎回「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」などの有名な演目、人気の踊りが登場。バレエ仲間やライバル、憧れのバレエ王子との関係から目が離せない!

CHARACTER 登場人物

めいのバレエ教室

「バレエのこと、もっと知りたい!」というバレエ初心者さんに、めいちゃんがやさしく解説します。
これを読めば、『エトワール!』がも~っと楽しくなるよ!

☆「くるみ割り人形」はクリスマスのお話

題名の「くるみ割り人形」は、クリスマス・イブに、少女クララがプレゼントでもらった人形のこと。じつはこの人形は、ねずみの王さまにのろいをかけられた、人間の王子さまだったんです。クララはこの王子さまといっしょに、冒険の旅に出ます。

雪のけしきや、お菓子の国のバレエが、とってもすてきなの。ファンタジックで、人気の演目のひとつです。バレエ「くるみ割り人形」がはじめて上演されたのは、1892年、ロシア・サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場です。

作曲したのは、ロシアの作曲家・チャイコフスキー、振り付けは、プティパの弟子のイワノフでした。このときの評判はあまりよくなくて、チャイコフスキーの死後、ワイノーネンという振付家が作り直したものが人気になったんですって。このワイノーネン版をもとにしたものが、現在多く上演されているそう。

バレエ団によって、演出や振り付けがちがうので、わたしもいろいろ観てみたいな。(めい)

シリーズ作品 いま読める本

エトワール!(13) お菓子の国の舞踏会

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エトワール!(12) 恋するシルフィード

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エトワール!(11) コンテの世界へようこそ!

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エトワール! 小学生編 合本版

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エトワール!(10) チャレンジ! パリの炎

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エトワール!(9) 恋と友情のパ・ド・トロワ

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エトワール! バレエ事典

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エトワール!(8) 白鳥たちのフェスティバル

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先生からのメッセージ

梅田みか

Mika Umeda

みなさん、こんにちは! 梅田みかです。いつも「エトワール!」シリーズを応援してくださって、ありがとうございます。

『エトワール!(13) お菓子の国の舞踏会』は、主人公のめいが通う有村バレエスクールの発表会のお話です。演目は「くるみ割り人形」第二幕、「お菓子の国」。

同級生の梨央が初めての主役・金平糖の精を踊ると知って、めいはやっぱりショック……! 「スペイン」、チョコレートの精をいっしょに踊る五、六年生はなんだかやる気がないみたいだし、透くんに相談してもなかなか返事をくれないし……いつもの元気が出てこないめい。

そんななか、学校では野球部でケガをした坂倉くんが不登校になり、「空気の読めない」レイカは意外な行動に……!? そしてめいも、ついに生まれてはじめての行動に出てしまいます。さあ、発表会は無事に幕を開けるのでしょうか? みなさんも、めいといっしょにドキドキ、ハラハラしながら読んでくださったらうれしいです。

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