しもかわらゆみの絵本の魅力

繊細な筆づかいからあふれる、動物たちの息づかい

しもかわらさんの絵本には、りす、うさぎ、きつねなど、ふさふさとした毛並みやつぶらな瞳が細密にいきいきと描かれる動物たちが登場します。動物たちはいっしょに雨やどりをしたり、ひとつの椅子に仲良くすわったり、やさしい気持ちを分け合うさまが描かれています。

『ぽつぽつぽつ だいじょうぶ?』(作/しもかわらゆみ 講談社)より

絵本を読むことでうまれる、親子の「やりとり」

しもかわらゆみさんの絵本を、ぜひ声に出して読んでみてください。ページをめくるごとに、投げかけられたらうれしい言葉や、まねしたくなるような楽しいやりとりが出てきます。親子いっしょに、そのあたたかな世界をいっしょに体験してください。

『ねえねえ あのね』(作/しもかわらゆみ 講談社)より

動物たちのやさしくいきいきとした表情に、海外から熱烈オファー

しもかわらゆみさんは、今もっとも海外から注目を集める絵本作家のひとりです。国際的なブックフェアのたびに目をとめる編集者が増えていき、台湾・韓国・中国・タイ・ベトナム・スイス・フランス・ロシア・ブルガリア……と、つぎつぎに翻訳出版が進行しています。

いろいろな言語に翻訳され、各国で読まれている『ねえねえあのね』

読めば対話がうまれる、楽しいやりとりの絵本 読み聞かせ2歳から ひとり読み3歳から

ぽつぽつぽつ だいじょうぶ?

お散歩中のうさぎさんがさしたのは、だいすきなにんじんのかさ。きつねさんとたぬきさんは? 動物たちみんなに、ぴったりのおきにいりのかさは、なんでしょう?

おすわり どうぞ

ねずみさんのいすは、ちいさなまるい、きのこのいす。うさぎさんのいすは、ふんわり、おはないっぱいのいす。みんな、ぴったりのいすを見つけられるかな。

ねえねえ あのね

ひよこちゃんがねずみさんに「だいすきよ」。ねずみさんはあひるさんに「だいすき」。すきなきもち、うれしいきもちを、からだいっぱいに表現!

おひげピンピン

ねこ、いぬ、ねずみ、きつね、たぬき、やぎ……、顔のオンパレード! おひげに注目して、動物の顔をたっぷり見られる絵本。読み聞かせにもぴったり。

ねずみくんととかげくん ともだちのおはなし 読み聞かせ2歳半から ひとり読み3歳から

ありがとう なかよし

おっとっと! ある日、とかげくんに助けられたねずみくん。とかげとねずみ、まさかの出会いから、「うれしい」気持ちを分かち合う関係に。なかよしってどんなこと?

おしえて なかよし

ねずみくんととかげくんはなかよし。好きなものもみんな同じと思ったら、ちがうところも見つかって……。ちがうからこそ、なかよしになれるふたりの物語。

やさしい気持ちになれる、動物と自然のおはなし 読み聞かせ3歳から ひとり読み4歳から

ほしをさがしに

あっ、ながれぼし! ねずみは、ある願いを胸にながれぼしをさがしにでかけました。ところが、雪の上にみたこともない足跡をみつけて……。

ごちそう たべに きてください
作/茂市久美子

山の大きな木のなかに、ごちそうするのが大好きなうさぎがすんでいました。そこへ、りす、あかねずみなど、動物たちがあらわれて……。

もりの おへやを しょうかいします
作/茂市久美子

うさぎがある日、「おへやのことならおまかせください」という看板を出しました。すると、すむ場所を探す動物がつぎつぎにやってきました。

おやつにしましょう
作/ハンス・テン・ドウルンカート

おやつのお茶をいれようと、はりねずみがお湯をわかしました。ところが、湯気が窓から逃げていきます。動物たちは追いかけますが……。

しもかわらゆみ 講談社の絵本

おひげピンピン

購入

おしえて なかよし

購入

おやつにしましょう

購入

もりの おへやを しょうかいします

購入

ありがとう なかよし

購入

ごちそう たべに きてください

購入

ねえねえ あのね

購入

おすわり どうぞ

購入

著者プロフィール

しもかわら ゆみ

Yumi Shimokawara

東京都生まれ。千葉県在住。



2013年、講談社フェーマススクールズ(KFS)主催の「第7回KFS絵本グランプリ」にてグランプリを受賞。『ほしをさがしに』で絵本作家デビュー。ほかの作品に『ぽつぽつぽつ だいじょうぶ?』『おすわり どうぞ』『ねえねえ あのね』『ありがとう なかよし』『おしえて なかよし』や、『ごちそう たべに きてください』『もりの おへやを しょうかいします』(作/茂市久美子)、『おやつにしましょう』(作/ハンス・テン・ドウルンカート)などがある。

関連リンク