竜に呼ばれた少女は瑠璃(るり)色の王宮へ。大型ファンタジー、開幕!
『霧のむこうのふしぎな町』でデビューし、作家生活50周年を迎えた柏葉幸子さんが描く、超本格ファンタジーシリーズ。
その村は「罪人の村」と呼ばれ、王宮の権力争いに敗れた先代王の残党が住んでいました。
谷底の村で静かに暮らしていた十歳の少女・ミアは、竜に呼ばれ、外の世界におびえながらも村を出ることを決意します。竜に乗せられ、運ばれた先は瑠璃色に輝く王宮。王宮では不思議な魔女たちや、竜と強い絆で結ばれた竜騎士にも出会います。「谷の子」と呼ばれるミアは、呪いをかけられ、姿を消した伝説の竜騎士の部屋子として働くことに。
王宮で懸命に生きるうちに、ミアは奇妙な運命に巻き込まれていきます──。
ミア
十歳の女の子。竜に呼ばれて王宮へ来た。伝説の竜騎士の部屋子となる。
二のおば
優しく厳しい、ミアの育ての親。ミアを王宮へ送り出す。
銀の羽
王宮に住む魔女の長老。地に足をつけるのを嫌い、ほうきにまたがって移動する。
竜
昼の空を飛ぶ。移動を担うほか、竜騎士とは強いつながりがある。
2025年初春 コミックDAYSにて コミカライズ開始!!
漫画:浅井蓮次