児童文学の最前線を走る、まはら三桃・工藤純子・廣嶋玲子・菅野雪虫・濱野京子の5人が1つのテーマで描く競作リレー小説シリーズ
本にまつわる競作リレー小説シリーズ『ぐるぐるの図書室』『ぎりぎりの本屋さん』『じりじりの移動図書館』『くらくらのブックカフェ』に続いて、シリーズ第5弾の舞台は「出版社」。5人の小学5年生たちが、出版社へ会社見学ツアーで出会う不思議な出来事とは……?
舞台は、出版社。本が生まれるこの場所は、不思議にあふれています!

〈あらすじ〉会社見学で、大手出版社「森々館(しんしんかん)」を訪れた、ユリア・陽向・真吾・夕凪・心春の5人。出迎えてくれたのは、アニメの主人公のコスプレをしたお兄さんと、白いワンピースのお姉さん。本が好きな子も、そうでない子も、さあ、魅惑の出版社見学ツアーの始まりです!
\5人の児童文学作家が1つのテーマで描く 競作リレー小説/
1冊で5つの物語が楽しめる
「みえるものしか信じない」
まはら三桃
建築が大好きなユリアが、歴史ある旧館を訪ねてみると……。
「マンガの神さま」
工藤純子
陽向は一人でこっそりマンガ編集部へ。その目的とは?
「監禁部屋は開けるべからず」
廣嶋玲子
秘密の部屋から助けを求める声。それを聞いた真吾は……。
「嫌いだからね」
菅野雪虫
嫌いな人を応援しなきゃ! 夕凪のゆううつの種とは?
「本当の願い」
濱野京子
編集者に憧れる心春。でも、それって本当の気持ち?
【巻末企画】デビュー20周年記念 スペシャル座談会
まはら三桃・工藤純子・廣嶋玲子・菅野雪虫・濱野京子の5人の児童文学作家たちの作家生活20年の歩みとこれからの展望
不思議な貼り紙に誘われて、たどり着いたのは……不思議な司書のいる図書室。

ぐるぐるの図書室
舞台は、十々年(ととね)小学校の図書室。なにかの原因で、もやもやっとした気持ちを抱えている小学5年生たちが、彼らにだけ見える貼り紙に誘われて図書室に入ってみると、不思議な司書から、不思議な本と出会うきっかけを渡され、それぞれのラビリンスに迷い込んでしまう──。
商店街の奥にある本屋さんには、なぜか「訳あり」の人ばかりが訪れる。

ぎりぎりの本屋さん
第5回児童ペン賞企画賞受賞作品。舞台は、商店街の奥にぽつんとある本屋さん。小さくて、古くて、足を踏み入れるのに勇気がいるお店に駆け込んでくるのは、それぞれの「ぎりぎり」を抱えた小学生たち。この本屋さんで味わえる不思議な体験、興味があったら合い言葉をおぼえてくださいね。その言葉は……、「ぎりぎりだったね」。
不思議なブックカーが出発した先は、過去か? それともまだ見ぬ未来か?

じりじりの移動図書館
目の前にとつぜん現れる移動図書館「ミネルヴァ号」。ひげをはやしていて、ピシッとスーツを着こなしているおじいさんが館長、そして金ボタンの黒い制服に身を包み、長い黒髪がよく似合う若い女性が運転手。もちろんドアの向こうの車内には、さまざまな本がぎっしり詰まっています。でも、もしも、あなたが本に夢中になって、本の世界にひきこまれているうちに、車が出発してしまったら……! 気がついたときに、あなたが立っているのは、過去の世界? まだ見ぬ未来? それともいま暮らしているのとは別の世界かもしれないのです──。
町のはずれのブックカフェ。そこには、あなたをずっと待っている本がある。

くらくらのブックカフェ
舞台は、町はずれにある蔵を改造したブックカフェ。偶然出会った猫にいざなわれて扉を開けると、不思議な雰囲気をまとうマスターが、あなたに合った飲み物とスイーツを出してくれます。そこで出会う本は、あなたのことをずっと待っていた本たちなのです……。さあ、どんな物語があなたを待っているのでしょうか?
