２月６日ウルトラマンガイア対パズズ　少年が希望を取り戻す！

今日は何の日？「ウルトラ怪獣日和」２月６日（1999年）

2022.02.06

宇宙雷獣パズズ

写真のように頭部の角を丸く変形させ、強烈な雷撃を放つ　　©円谷プロ　PHOTO/講談社

【ウルトラ怪獣事典】
宇宙雷獣パズズ

身長／82メートル
体重／９万9000トン

電磁波を発することで電波障害を引き起こして通信不能にしたり、ＸＩＧファイターのミサイル誘導システムを乱して命中率を低下させたりする厄介な怪獣。主な戦力は頭部の角から放つ雷撃だが格闘能力も高い。ガイアをパンチや尻尾攻撃、蹴り飛ばして苦戦させた。

登場エピソード：『ウルトラマンガイア』第22話「石の翼」（1999年２月６日放送）
脚本：太田愛／監督：根本実樹／特技監督：佐川和夫

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION

m-78.jp

２月６日は奮闘する千葉参謀を見た少年が希望を取り戻した日

２月６日は、電波障害を起こすパズズが出現。根源的破滅招来体を恐れ、宇宙を見るのを止めた少年が、千葉参謀の奮闘と言葉によって希望を取り戻したエピソードの日。弘希少年と千葉参謀を不思議な力で救った石の翼は、少年が想像していたとおり、遠い星からやって来た宇宙船の翼だったのでしょうか。

再び天体観測をはじめ、伯父の千葉参謀に宇宙探査機ボイジャーの話をしてもらった弘希少年。未来を夢見る力がボイジャーを宇宙へと送り出し、少年はその夢を継いでいこうとします。

ボイジャー計画とは

1977年、アメリカ航空宇宙局（NASA）は、２機の無人惑星探査機ボイジャーを打ち上げました。ボイジャー１号は木星と土星に到達後、2012年には太陽風の影響が及ぶ太陽圏を越え、人工物として初めて恒星間空間の航行に入りました。ボイジャー２号も木星、土星、天王星、海王星へと旅を続け、2018年に太陽圏を越えています。

２機のボイジャーにはゴールデンレコードという、遠い宇宙に存在するかもしれない知的生命体へのメッセージを込めたレコードが搭載されています。それには、55の言語による挨拶、さまざまな生物の声や音楽、地球の様子や生物等の115枚の画像が記録してあります。そして、ボイジャー１号と２号は2022年現在も宇宙飛行を続けているようです。

今回は、このボイジャー計画が大きく関わってくるエピソードでした。

NASAのボイジャー計画　Webページ（英語）※サイト外：NASAのサイトへリンクします。

©円谷プロ

他の「ウルトラ怪獣日和」を読む

★テレマガ刊行　ウルトラ怪獣の本

ULTRAMAN　ウルトラマン＆怪獣手帳　2025

決定版　ウルトラ怪獣大集合　パーフェクト超百科　増補改訂
※ウルトラＱからウルトラマントリガーに登場した1495体が大集合！

この記事の画像をもっと見る（4枚）

21 件

てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン　公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。【SNS】 X（旧Twitter）：@tele_maga　 Instagram：＠tele_maga

詳しい情報や関連記事