
国民的ベストセラー絵本20年ぶりの新作 4歳の娘が「今日も読んで!」と大ハマり 『あいことばはあらしのよるに』の魅力
「あらしのよるに」は、1994年の刊行以来、子どもから大人まで幅広い世代に愛され続けてきた絵本シリーズです。
ある嵐の夜に、真っ暗な小屋の中で出会った、オオカミのガブとヤギのメイ。2ひきはお互いの正体を知らずに友だちになり、「食うもの」と「食われるもの」という関係に葛藤しながら友情を深めていきます。
種族の違いを超えた友情をテーマにし、子どもと大人の垣根を超えて、多くの人に愛される本シリーズ。
シリーズ1作目の『あらしのよるに』は産経児童出版文化賞JR賞、講談社出版文化賞絵本賞を受賞。その後、国語教科書に掲載されました。発行から30年、続編を含めたシリーズ累計発行部数は380万部を超える、大ベストセラーです。
またアニメ映画化においては、2007年日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞。その後、演劇や歌舞伎、音楽劇など、多くのメディアで楽しめるコンテンツに成長し続けています。
自分を信じること、人を信じる大切さを感じられる『あらしのよるに』。その20年ぶりとなる新シリーズがスタート。
新シリーズ1作目は『新あらしのよるにシリーズ1 あいことばはあらしのよるに』。ひみつのともだちになったオオカミのガブとヤギのメイが、新しい家族に出会うお話です。
食うもの(オオカミ)、食われるもの(ヤギ)の壁を超えて、おだやかに暮らしているオオカミのガブとヤギのメイ。仲良しなのに、実はおたがい隠している秘密があるようで、疑りあってしまいます……。
友情をつづけるのはむずかしい? そんなことはありません。自分を信じて、大切な人を信じるすばらしさを感じさせてくれる絵本です。
『新あらしのよるにシリーズ1 あいことばはあらしのよるに』
作:きむら ゆういち 絵:あべ 弘士
発売日:2025/03/12
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数 :48ページ
感動の名作「あらしのよるに」シリーズを全巻無料で読むことができる、またとない機会です。この機会にぜひお読みください!
こんにちは。きむらゆういちです。
今の世界情勢を見ると、まさに今のほうがこの物語が必要になっていると思います。人種が違っていても、肌の色が違っていても、偉い人とそうでない人でも、金持ちでも貧乏でも、友情が生まれるかもしれません。その友情を信じていれば、あらゆる困難にも打ち勝ち、新天地に向かうことができる、と思っています。
ガブ
心優しいオオカミ。オオカミ仲間からは臆病者だとみられているけれど、友だちを守る勇気がある。「おおぐらい」でヤギの肉が大好き。ヤギのメイと友だちになってからは「ヤギの肉なんて大嫌い」と言いつつも、欲望と理性のはざまで迷い続けている。
メイ
おっとりとしているように見えて、実は根性があるヤギ。「食べることが大好き」「家族との思い出を大事にしている」という共通点があり、オオカミのガブと友だちになる。
※現在、在庫があまりない書籍もあります。
1994~1995年
『あらしのよるに』
1997年
第3巻『くものきれまに』
2000年
第5巻『どしゃぶりのひに』
2001年
第6巻『ふぶきのあした』
メディアでの紹介や演劇、ミュージカル上映など、大人気になった『あらしのよるに』。2000年、小学4年生国語教科書《光村図書》に掲載されたのを機に、迫力の大判が登場しました。
「あらしのよるに」の新たなシリーズ。といっても「あらしのよるに」の続きではありません。
今までの物語では語られることのなかった、ガブとメイのエピソード。これを読むと、ガブとメイが友だちになったのか、わかるかも?
※在庫があまりない書籍もあります。
2011年
あらしのよるに スペシャル〔1〕
ひとりぼっちの ガブ
2011年
あらしのよるに スペシャル〔2〕
メイは なんにも こわくない
2013年
あらしのよるに スペシャル〔4〕
だれもしらないヒーロー
2013年
「あらしのよるに」
スペシャル 全4巻
2004年に発売10周年を迎えた記念に刊行された「あらしのよるに 特別編」です。描きおろしの美しい絵で再現された本編未収録シーンや、本編では語られなかった隠れたエピソードを収録。
はじめてつづられた5ヵ月間の友情の真実が、胸にせつなくひびきます。
2014年に発売20周年を迎えた記念に刊行された「完全版 あらしのよるに」。
オオカミのガブとヤギのメイの友情物語に感動した子どもたちも、もう大人になっているはず。「あらしのよるに」を次の世代に手渡すために、そして、あらためて読みなおして味わうために……。7巻分の物語が一冊で読める、「完全版」の登場です。
●一部漢字を使用。一冊の文学作品として楽しめます。
●カバーはあべ弘士氏の描き下ろし。
●20周年にふさわしい豪華な装丁。
2014年
完全版 あらしのよるに
巻末に、きむらゆういちさんとあべ弘士さんのあとがき対談「ガブとメイのあしあとをたどって」を収録。あべさんが初めて『あらしのよるに』の原稿を読んだ感想や、6冊目の『ふぶきのあした』で完結するはずだった物語に、まさかの7冊目が生まれた理由など、ここでしか読めないヒミツがいっぱい!2017年
歌舞伎絵本 あらしのよるに
2015年に、中村獅童さん(がぶ)と尾上松也さん(めい)主演で上演された『歌舞伎 あらしのよるに』。「食うもの」と「食われるもの」の関係を超えた友情物語は、歌舞伎オリジナルストーリーである仇討ちやお家騒動とからめられ、さらに切なくドラマチックなお話に高まり、原作ファン、歌舞伎ファンだけでなく多くの観客を魅了しました。
歌舞伎のオリジナルストーリーをきむらゆういちさんが楽しいお話に書き下ろし、あべ弘士さんが躍動感あふれる世界を描き下ろしています。巻末に中村獅童さんの「もっと歌舞伎を楽しもう!」コーナーを掲載。歌舞伎への理解がもっと深まります!
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2017年
点字つきさわる絵本 あらしのよるに
見えない人と見える人が一緒に楽しめる、バリアフリー絵本。オオカミとヤギのちがいや、あらしの風雨や雷の様子を、見て・触って・読んで・楽しめる工夫が随所になされています。
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2020年
短編集 あらしのよるに
オオカミのガブとヤギのメイの友情物語に感動した子どもたちも、もう大人になっているはず。「あらしのよるに」を次の世代に手渡すために、そして、あらためて読みなおして味わうために……。あらしのよるに特別編とサイドストーリー5巻分の物語が一冊で読める「短編集」です。
二人の友情物語をガブ目線で語った『しろいやみのはてで』と、ガブとメイの小さいころを描いたスペシャル版『ひとりぼっちのガブ』『メイはなんにもこわくない』『ごちそうがいっぱい』『だれもしらないヒーロー』の5冊の絵本がこの1冊で一気に読めます!
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「歌舞伎」は日本の伝統芸能のひとつで、「歌(音楽)」と「舞(踊り)」、「伎(芝居)」の3つの要素からなる舞台芸術です。
2015年に初めて歌舞伎として上演された「あらしのよるに」。2005年に公開され、アニメ映画『あらしのよるに』で中村獅童さんがオオカミのガブの声を演じましたが、その獅童さんが歌舞伎役者として狼のがぶを、山羊のめいを尾上松也さんが演じました。
絵本の世界観をそのままに、狼と山羊の迫力満点の立廻りや圧巻の群舞、役の心情や状況を「竹本」と呼ばれる太夫が語る「義太夫」や三味線の音楽「長唄」など、歌舞伎ならではの演出や技法を随所に取り入れて作られています。
京都《南座》から始まった公演は、東京《歌舞伎座》、福岡《博多座》と、2015〜2018年の間に3ヵ所で上演され、人気を博しました。そして絵本『あらしのよるに』が30周年を迎えたときに合わせ、9年ぶりに《南座》と《歌舞伎座》で再演されました。
再演にあたり、山羊のめい役が中村壱太郎さんと尾上菊之助さんに変更されたほか、キャストを一新。脚本も書き直され、新たな趣向も盛りこまれました。
「音楽劇」は、役者さんのセリフと芝居でストーリーが進み、その合間に歌やダンスが入る劇のことです。
音楽劇「あらしのよるに」は、ニッセイ文化振興財団(日生劇場)でのファミリーフェスティヴァルで上演されました。渡部豪太さんがガブを、福本莉子さんがメイを演じた初演「ファミリーフェスティヴァル2019」は、1993年から始まったファミリーフェスティヴァル公演の歴史で、チケット売り上げ最高記録をマークする人気ぶりで、2021年には渡部豪太さんがガブ、北浦愛さんがメイを演じて再演しました。
さらに2024年には主演キャストが変更され、ガブを白石隼也さん、メイを南野巴那さんが演じて話題となりました。