INTRODUCTION 作品概要

女優・ユニセフ親善大使である黒柳徹子さんが自分自身の小学生時代をえがいた『窓ぎわのトットちゃん』。


<新しい学校の門をくぐる前に、トットちゃんのママが、なぜ不安なのかを説明すると、それは、トットちゃんが、小学一年生なのにかかわらず、すでに学校を退学になったからだった。一年生で!!>

新しい小学校の校長先生は、トットちゃんの話をたっぷり四時間も、身をのり出して、きいてくれました。
「君は、本当は、いい子なんだよ!」
校長先生は、いつも、そういってくれたのです。


小林宗作先生が作ったトモエ学園のユニークな教育と、そこに学ぶ子どもたちの姿をいきいきと描いた『窓ぎわのトットちゃん』。いまでも「こんな学校に通いたい!」「こんな先生と出会いたい!」と、令和のいまも人々のあこがれの気持ちをかきたてます。

「戦後日本最大のベストセラー」は、今では世界へ2500万部をこえて広がり、トットちゃんは世界中の人から愛されています。

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HISTORY 黒柳徹子さんと『窓ぎわのトットちゃん』のあゆみ

1939年 尋常小学校(現:公立小学校)を退学、トモエ学園1年生に転校する
1945年3月 青森県三戸郡(現・南部町)の諏訪ノ平に疎開
1945年8月 終戦
1953年1月 テレビ女優第一号の一人としてNHK放送劇団の一員に
1953年2月 テレビ放送開始
1971年9月 1年間のニューヨーク留学へ
1974年8月  いわさきちひろ 亡くなる 
1976年 『徹子の部屋』(テレビ朝日)放送開始
1977年9月 「いわさきちひろ絵本美術館」開館
1978年 音楽番組『ザ・ベストテン』(TBS)放送開始 久米宏と司会を務める
1978年11月 雑誌「若い女性」で「窓ぎわのトットちゃん」連載がはじまる(1979年1月号から1980年12月号まで)
1981年3月 単行本『窓ぎわのトットちゃん』出版
1981年  黒柳徹子さんが印税全額を寄付し、「社会福祉法人トット基金」設立

1982年 音楽物語『窓ぎわのトットちゃん』初演 (作・構成:黒柳徹子・飯沢匡 作曲:小森昭宏)
1984年 故・緒方貞子さん(国連難民高等弁務官)が『窓ぎわのトットちゃん』をユニセフ事務局長だったジェームス・グラントさんに紹介したのが縁となり、ユニセフ(国際連合児童基金)親善大使に
1985年  ポーランドの文学賞「ヤヌシュ・コルチャック賞」を受賞
1987年8月 映画『トットチャンネル』(監督・脚本:大森一樹  主演:斉藤由貴)公開
1995年2月 いわさきちひろ美術館 二代目館長に就任
2003年 中国語版『窓辺的小豆豆』発売。2008年より日本の本としては唯一、中国教育省の指定図書に 
2016年4月 テレビドラマ『トットてれび』(NHK総合テレビ)放送開始 (脚本:中園みほ 主演:満島ひかり)
2016年7月 安曇野ちひろ公園(松川村営)にトットちゃん広場ができる
2017年春  中国語版『窓辺的小豆豆』1000万部突破
2017年10月 テレビドラマ『トットちゃん!』(BS朝日)放映開始 (出演:清野菜名 松下奈緒)
2021年3月 『窓ぎわのトットちゃん』出版40周年
2023年7月 絵本『トットちゃんの 15つぶの だいず』出版
2023年11月 黒柳徹子さんが出版にまつわるすぐれた表現活動を評価され令和5年度野間出版文化賞(第5回)を受賞
2023年12月 初のアニメ映画『窓ぎわのトットちゃん』(監督・脚本:八鍬新之介)公開
2023年12月 『窓ぎわのトットちゃん』が「もっとも多く発行された単一著者による自叙伝」としてギネス世界記録に認定
2024年1月 映画『窓ぎわのトットちゃん』が日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞受賞

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著者

黒柳 徹子

Tetsuko Kuroyanagi

東京・乃木坂に生まれる。父はヴァイオリニスト、NHK交響楽団のコンサートマスター。

トモエ学園から香蘭女学校を経て東京音楽大学声楽科を卒業しNHK放送劇団に入団。NHK専属のテレビ女優第1号として活躍。その後、文学座研究所、ニューヨークのMARY TARCAI(メリー・ターサイ)演劇学校などで学ぶ。

アメリカのテレビ番組、ジョニー・カーソンの『ザ・トゥナイト・ショー』など、多くのアメリカのテレビ番組に出演。また、タイム、ニューズウイーク、ニューヨーク・タイムス、ヘラルド・トリビューン、ピープルなどに日本の代表女性として紹介される。日本で初めてのトーク番組『徹子の部屋』は49年目をむかえる。著作『窓ぎわのトットちゃん』は800万部というベストセラーの日本記録を達成。アメリカ、イギリスなどの英語圏、ドイツ、ロシア、中国語圏、アラビア語圏など、20以上の言語に翻訳される。日本語版の印税で社会福祉法人トット基金を設立。プロの、ろう者の俳優の養成、演劇活動、手話教室などに力を注ぐ。ユニセフ(国連児童基金)親善大使としてアフリカ、アジアなどを訪問。メディアを通して、その現状報告と募金活動などに従事。日本ペンクラブ会員。ちひろ美術館(東京・安曇野)館長。東京フィルハーモニー交響楽団副理事長。日本パンダ保護協会名誉会長など。文化功労者。  

(写真/下村一喜)       

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