【前編】『角醒ハンター オメガホーン』大反響の秘密に迫る! 久慈麗人プロデューサー ロングインタビュー

ぶつかり合う熱い『エゴ』が、新しい時代のヒーローを生み出す!

テレビマガジン編集部

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東映の新特撮シリーズ「PROJECT R.E.D.」第2弾『角醒ハンター オメガホーン』が、今SNSをはじめファンの間で盛り上がりを見せています。
この熱狂の背景には一体何があるのでしょうか?

2026年10月13日、TELEMAGA.netでは『角醒ハンター オメガホーン』を手掛ける東映の久慈麗人プロデューサーに独占インタビューを敢行。

前後編の二回にわたってお届けするロングインタビューの前編では、想定を超える反響への手応え、キャスト陣の熱い『エゴ』のぶつかり合い、オーディション秘話、隠れた裏テーマ「キャプテンシー」に迫ります!!

想定以上のスピードで広がる熱狂――ファンと現場が起こす最高の循環

──『角醒ハンター オメガホーン』への反響、凄まじいですね! SNSでも毎話終わるたびに絶賛の声が増えています。
久慈麗人プロデューサー(以下、久慈):
話題にしていただいていて、本当にありがたいです。
僕の中では正直、もうちょっと時間がかかるかなと思っていたんですよ。
──この熱い盛り上がりを、プロデューサーとしてどのように受け止めていらっしゃいますか?
久慈:
まず一つは「PROJECT R.E.D.」という新シリーズを始めてみて、ファンのみなさんの「新しいものを楽しもう!」「盛り上げたい」と思ってくださっている精神性や熱意の存在の大きさですね。

それから、ようやく2作目に入って「あ、こういうことがやりたかったんだな」「この作品やシリーズの魅力ってこういうことなのかな」というのが、ファンの皆さんに伝わってきたのかなという手応えがあります。
「PROJECT R.E.D.とは、こういうプロジェクトです」と説明はしていましたが、やっぱり実際に映像を見ていただかないと伝わらない部分も多いですからね。

三つ目は、キャストたちと一緒に作っているキャラクターの魅力が「人に話したくなるキャラクターや物語」として見せることができているのかな、と感じています。
©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
──視聴者のみなさんも、作品の細部やキャラクターについて語り合っていますよね。
久慈:
そうなんです!ファンのみなさんが盛り上げてくださっている生の反応が、そのまま現場のスタッフやキャストにもダイレクトに伝わってきていて、「今、すごくいい感じじゃない?」「もっとすごいものを見せてやるぞ!」と、現場のモチベーションがどんどん上がってきているんです。非常にいい循環が生まれています。やっぱり生の反応はうれしいですよね。
角醒ハンター オメガホーン あそべるずかん

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講談社(編)

発売日:2026/09/04

価格:定価:本体1200円(税別)

移動のバスがうるさすぎる!? 現場でキャスト陣が仕掛けてくる『エゴ』のアピール

──撮影現場の雰囲気について、印象的なエピソードはありますか?
久慈:
「仲が良すぎ問題」がひとつありますね(笑)。

キャストの中に「盛り上げたい『エゴ』」みたいなものがある方がいて(笑)
「移動のロケバスがうるさすぎる問題」が一度持ち上がったくらいで(笑)。でもそれにも理由があって、レギュラー陣がゲストの方が置いてけぼりにならないようにしているからなんですよね。

一方で、シリアスなお芝居を控えているキャストがいるときは、年長組がスッと引き締めたりもする。みんなプロフェッショナルでありつつ、根底には「周りを楽しませたい」という強い想いがあるんです。
──まるで作品そのもののような熱気に満ちていますね。
久慈:
僕がたまにロケ現場に行くと、キャストが一人ひとり近寄ってきては「僕、もっとアクションやりたいです!」って、密かに自分の『エゴ』をアピールし始めるんですよ(笑)。

「もっとこういう芝居もできますから、見てもらっていいですか?」って、撮影が進んでなおアピールしてくる。限られた尺の中でいかに自分を見せていくか、先の台本についても自分の見せ場を奪い取ってやろう……ぐらいの、まぁ、役者としてのメンタリティですよね。

やっぱり作品のテーマ(『エゴ』)を受けて選んだキャストたちだからなのかもしれないですけど、現場に行くと「『エゴ』強えな、みんな」みたいな(笑)

でもそれは決して身勝手なものではなくて、お互いを高め合う「気持ちのいい『エゴ』のぶつけ合い」みたいなものがある、いい現場だと思っています。
──座談会などを拝見していても、新人の楢原聖さん(キャプテン・オメガホーン/炎のシャウト役)を周囲のキャストさんが温かく、かつプロとして支えている様子がとても印象的でした。
©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
久慈:
そうですね。それぞれ自分のポジショニングや距離感の取り方が上手くて。固定されたバランスではなく、状況に応じてそれぞれ立ち位置を変えながら、ちょうどいいバランスを保って常に動いてくれている。

作品自体も、それぞれのハンターが独自の目標を持って動いていくので、自分のエゴとの距離感も、毎話変わっていくんですよね。キャストはそれを敏感に察して、自分のことだけでなく周囲をしっかり見て動いてくれています。

そして、やっぱり大きいのが、長田光平くん(鉄壁のレイジ役)の存在です。彼は前作(『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』)で半年間、いわゆる座長的なポジションを務めていた経験がありますから。

今回は一歩引いたポジションに回りつつ、極端に干渉はしないけれど「何かあったらいつでも相談に乗るよ」という絶妙なスタンスでいてくれる。

楢原くんはもちろん、国上将大くん(角獣王・炎角役)たちにとっても大きな相談相手になってくれています。イバル連合の大人のキャスト陣も含め、本当に素晴らしいバランスで現場が回っています。
©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
久慈さんが語るオーディション秘話とは

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