著:恩田 陸 著:はやみね かおる 著:高田 崇史 著:綾崎 隼 著:白井 智之 著:井上 真偽 編:文芸第三出版部
校長からひとこと
まず、新本格30周年企画に参加させていただいたことに感謝します。ぼくは、『思い出の館のショウシツ』という短編を書かせていただきました。『ショウシツ』がカタカナになってるのは、漢字を知らなかったからではありませんので――。新本格と言えば『メフィスト』。というわけで、ぼくは『メフィスト』に登場した恭助と響子ちゃん、それから『ディリュージョン社の提供でお送りします』から美月と手塚さんに登場してもらいました。時間が経つと成長していくキャラと、ずっと年齢が変わらないキャラがいます。恭助と響子ちゃんは、成長していました。美月と手塚さんは、どうなんでしょう?
「館」の謎は終わらない――。館に魅せられた作家たちが書き下ろす、色とりどりのミステリの未来! 奇怪な館、発生する殺人、生まれいづる謎、変幻自在のロジック――! 読めば鳥肌間違いなし。謎は、ここにある。新本格30周年記念アンソロジー第三弾。 収録作品: はやみねかおる『思い出の館のショウシツ』 恩田 陸『麦の海に浮かぶ檻』 高田崇史『QED~ortus~ ―鬼神の社―』 綾崎 隼『時の館のエトワール』 白井智之『首無館の殺人』 井上真偽『囚人館の惨劇』
試し読み
発売日 | 2017/10/19 |
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価格 | 定価:円(本体810円) |
ISBN-13 | 9784062940948 |
判型 | A6 |
ページ数 | 416 |
パロール @BRlja
パロール @BRlja
【この投稿はネタバレを含みます】
続きを見るこの本に収録されている『思い出の館のショウシツ』は『ディリュージョン社の提供でお送りします』シリーズの主人公、森永美月の子供時代の短編です。本編にも登場したメタブックについての掘り下げと、最後には別シリーズの人物との意外な繋がりも判明する一作。