新本格ミステリはどのようにして生まれてきたのか? 編集者宇山日出臣追悼文集

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新本格ミステリはどのようにして生まれてきたのか? 編集者宇山日出臣追悼文集

編:太田 克史(星海社)  

新本格ミステリはどのようにして生まれてきたのか? 編集者宇山日出臣追悼文集

校長からひとこと

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子どもの頃から、推理小説が好きでした。中でもおもしろかった本のあとがきには、宇山日出臣さんへの謝辞がよく書かれていました。まさか、プロになって宇山さんに原稿を見てもらう立場になるとは――。「子どもたちに、推理小説のおもしろさを知ってほしい」と、『ミステリーランド』のレーベルを立ち上げるとき、いっぱいメールやFAXのやりとりをさせていただきました。そんな宇山さんが亡くなりました。いっぱい思い出の詰まった追悼文を書かせていただきました。この本には、宇山さんとやりとりしたFAXやメール、いただいたサイン色紙も載っています。宇山さん、本当にありがとうございました。

新本格ミステリを愛するすべての人へ。 講談社ノベルスをその牙城とし、新本格ミステリ・ムーブメントを牽引した名編集者・宇山日出臣は何処からやってきて、何を生み出したのか。 宇山の没後15年を記念し集結した錚々たる関係者が、「宇山日出臣」が成し遂げた仕事の世界を今ふたたび照射する! 〈追悼文執筆者〉 赤川次郎 浅暮三文 我孫子武丸 綾辻行人 新井素子 有栖川有栖 井上雅彦 井上夢人 宇神幸男 歌野晶午 江坂遊 太田忠司 大塚英志 大森望 乙一 小野不由美 恩田陸 笠井潔 上遠野浩平 加納朋子 菊地秀行 北村薫 京極夏彦 国樹由香 最相葉月 斎藤肇 佐藤友哉 篠田真由美 島田荘司 白倉由美 鈴木真弓 祖父江慎 高田崇史 竹本健治 巽昌章 田中芳樹 辻真先 津原泰水 戸川安宣 奈須きのこ 二階堂黎人 西澤保彦 貫井徳郎 野阿梓 野崎六助 法月綸太郎 はやみねかおる 椹野道流 麻耶雄嵩 皆川博子 矢崎存美 山口雅也 寮美千子 〈収録座談会〉 ・京都の新本格ミステリ四兄弟座談会(綾辻行人×法月綸太郎×我孫子武丸×麻耶雄嵩) ・宇山日出臣をめぐるミステリ批評家座談会(巽昌章×千街晶之×佳多山大地) ・『メフィスト』編集部OB編集者実名座談会(鈴木宣幸×野村吉克×唐木厚×太田克史) ・再収録『メフィスト』編集者座談会1~3

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発売日 2022/03/31
価格 定価:円(本体3180円)
ISBN-13 9784065264614
判型 四六
ページ数 386

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るい @x4BVI

るい @x4BVI

【この投稿はネタバレを含みます】

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「ぼくと未来屋の夏」を書く話を持ちかけて編集した宇山さんへの追悼文集。講談社版、青い鳥文庫版のあとがきを確認したら宇山さんへの感謝と「ぼくと未来屋の冬」を書くというようなことはこの時から書いてあった。でも間に合わなかったんですね…。

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