十角館の殺人

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十角館の殺人

著:綾辻 行人  

十角館の殺人

校長からひとこと

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書くまでもないことですが、『十角館の殺人』は綾辻行人先生の超本格推理小説です。で、ぼくはYA!版のものに『ターニングポイント』という題名の解説を書かせていただきました。いろんな場所で語ってきましたが、この本は、ぼくにとってターニングポイントなのです。もし、この本に出会ってなかったら、ぼくの人生はどうなっていたことでしょう? ……たぶん、もう少し長いこと教師をやっていたと思います。最近、本書は実写ドラマ化されました。奥さんといっしょに見ました。全5回です。一気見です! キャラの名前に使われている推理作家の説明に苦労しました。(発行日2008/10/01)

「衝撃の一行」!そこにいたのは誰か? 「衝撃の一行」!そこにいるのは誰か?十角形の奇妙な館を訪れた七人。かれらを襲う連続殺人。史上最大のトリックが待ち受けていた。解説・はやみねかおる

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発売日 2008/09/30
価格 定価:円(本体980円)
ISBN-13 9784062694001
判型 四六
ページ数 370

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美琴 @Z5HHR

美琴 @Z5HHR

【この投稿はネタバレを含みます】

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ミステリーは好きで『十角館の殺人』もずっと気になっていたんです。だけど勝手に「難しいんじゃないか」「めちゃくちゃ怖いんじゃないか」と思い込んで、読む勇気が持てませんでした。はやみねかおる先生の解説がついているし、もういい大人なんだから大丈夫だろうと、意を決して本を開きました。「読み終えるのに何日かかるかな?」なんて思っていたのに、ページをめくる手が止まらず、気づけば一晩で読破!クローズド・サークルの閉鎖空間で次々と殺され、「次は誰が?」「犯人は?」とハラハラドキドキのサスペンスの緊張感。登場人物たち各々の推理、いくつもの説に「なるほど」「あ、それもあるな、確かに」と振り回されました。物語の全貌が明らかになった時、鮮やかに騙されていたことに気づきます。誰の視点で物語が語り進められていたのかを確認しながら、もう一度読み返したくなるくらいには、めっちゃ面白かったです。なんで今まで怖がって避けていたんだろう、もっと早く読めばよかったです。 ​

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