試し読み
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小説現代 増刊 メフィスト 小説現代 ２００８年９月増刊号
編：講談社
校長からひとこと
収録作『午前零時のシンデレラ』 まさか、この話のコメントまで書くことになるとは……。ちなみに、“勇嶺薫”名義です。『メフィスト』2008年９月号に載せていただいた短編です。「０番目の事件簿」という企画で、デビュー前の作品を載せるというものです。確か、夢水清志郎を主人公にした最初の原稿だったと思います。書いたのは20歳頃、自主製作の映画を撮り終わり、「脚本ばっかり書いてていいのか？」と疑問に思っていたのを覚えています。読み返す勇気はありません！ こんなの、コメントはたった一つです。「誰にだって、黒歴史はある！」――以上！
試し読み
| 発売日 | 2008/08/07 |
|---|---|
| 価格 | 定価：円（本体1500円） |
| 判型 | A5 |
| ページ数 | 900 |
美琴 @Z5HHR
美琴 @Z5HHR
【この投稿はネタバレを含みます】
続きを見る15年ぶりの再読です。大学教授時代の夢水清志郎は今よりやや粗暴な雰囲気があります。小中学生ではなく大学生と関わっているからなのか、これから事件を通して丸くなっていくのか分からないけれど、こちらの教授も好きです。おまけでの教授の一言に「お！？ということは？」と序章を読み返し、初めて読んだ中学生時代には気付いていなかったことに気付きました。(そういうことでいいんですよね？？)これが黒歴史だなんて私の青春は全て黒い青春になってしまいます…。 今(2024年)は手に入れるのが難しいのがとても残念です。夢水清志郎最初の物語なので、きっとファンは読みたいはず。書籍化されるのをずっと待っています！