著:はやみね かおる 絵:楢 喜八
校長からひとこと
デビュー作です。講談社児童文学新人賞に送った原稿では、第一話に『少年マガジン』と『少年サンデー』を立ち読みしている子どもを出し、西沢のおじさんには『少年ジャンプ』を読ませました。どう変わったかは各自で確認してください。『サランラップ』という言葉も使っちゃいけないと教えてもらいました。プロには、いろいろ制約があるんだなと学びました。あと、『怪盗道化師』には、続編『道化師の冒険』があります。題名通り、大冒険活劇です。夢水清志郎も出てきます。そのうち赤い夢学園の図書室に入ると思いますので、よければ読んでください。(発行日 1990/04/16)
怪盗道化師が子供達の悩みをさっそう解決!“世の中にとって値打ちのないもの”だけを盗む怪盗を志した本屋のおじさんと老犬ゴロの迷コンビが、くりひろげる大騒動。ゲラゲラ笑いながら心温まる新鋭の秀作
試し読み
発売日 | 1990/04/09 |
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価格 | 定価:円(本体971円) |
ISBN-13 | 9784061956384 |
判型 | A5 |
ページ数 | 190 |
美琴 @Z5HHR
美琴 @Z5HHR
【この投稿はネタバレを含みます】
続きを見る青い鳥文庫の「怪盗道化師」は何度も読んでいましたが、こちらは入手困難だったので図書館で借りて小学生ぶりに再読しました。 青い鳥文庫版にはない短編が2つ収録されています。 みんなの笑顔のために奔走する、やってみよう!と決めたことを試行錯誤しながら挑戦する、そんな西沢のおじさんとゴロにみんな元気をもらっていると思います。 そして、知らぬところで大役を担っている…。 第8話のタイトル🐔と、作者プロフィールの最後の一文🥋にクスッとしてしまいました。 いつか、どんでの街に行きたいです! [メモ]・サランラップという言葉も使っちゃいけない:P.146
るい @x4BVI
るい @x4BVI
【この投稿はネタバレを含みます】
続きを見る中古ショップで購入した原典版、青い鳥文庫版、web版(https://web.archive.org/web/19990504144138/http://www.tcp-ip.or.jp/%7Et0123/file/zero.html)を読みました。優しさと切なさの同居する不思議な物語でした。みんなを笑顔にする道化師、最高ですね。web版の「道化師の冒険」でみんなを笑顔にする名探偵夢水清志郎と共演していたのも最高でした。