ぼくと未来屋の夏

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ぼくと未来屋の夏

著:はやみね かおる  

ぼくと未来屋の夏

校長からひとこと

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最初の題名は、『ぼくと未来屋の夏休み』でした。でも、長すぎて背表紙に入らないということで、この題名に落ち着きました。箱入りの本は、初めてです。ページの角が丸くカットされてるのも、オシャレです。表紙を開けると見開きの地図が載っているのもワクワクします。長野先生の挿画は、とても懐かしい感じがします。『ぼくと未来屋の冬』も書きたいなと思っています。値段以外は、ものすごくお気に入りの本です(2100円は、子どもが小遣いで買うには高すぎます)。そして、この本で2回目の「うつのみやこども賞」をもらいました。 (発行日 2003/10/19)

「未来を知りたくないかい?」六年生の夏休み前日、作家を夢みる風太は未来を百円で売る<未来屋>猫柳さんに呼びとめられた。風太の住む髪櫛町では、昔からかくれんぼをすると最後まで見つからない子がいるといわれる神隠しの森や首なし幽霊の話、人喰い小学校の噂、人魚の宝の謎が言い伝えられていた。宝物が隠されている!? そんなことを信じるほど、子どもじゃない。だけど猫柳さんの口から出ると、ひょっとすると本当に宝物があるんじゃないかって思えてくる。二人の自由研究の先に、どんな結果が待ちうけているのか、未来屋の猫柳さんには見えているのだろうか……。

試し読み

発売日 2003/10/31
価格 定価:円(本体2000円)
ISBN-13 9784062705660
判型 四六変型
ページ数 327

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