「まただまされてるのかな?」はやみね校長が語る『はやみねかおる展 ~赤い夢学園祭2025~』作家36年目で初の大規模展示会開催に驚き!

「まただまされてるのかな?」はやみね校長が語る『はやみねかおる展 ~赤い夢学園祭2025~』作家36年目で初の大規模展示会開催に驚き!

はやみねかおるさん近影 撮影/日下部真紀
はやみねかおるさん近影 撮影/日下部真紀
2025年8月1日(金)から開催される『はやみねかおる展 ~赤い夢学園祭2025~』は、作家生活36周年を迎えた“はやみねかおる校長”こと児童文学作家・はやみねかおる先生にとって、初めての大規模展示会です。

作品の構想資料や、創作の舞台裏が初めて展示される本イベントに向けて、はやみね校長に、全3回にわたってお話をうかがいました。

第1回では、展示会の企画を初めて耳にしたときの素直な感想や、展示資料にまつわるエピソードについて語っていただきました。
全3回の第1回第2回 第3回を読む/リンクは記事公開後に有効)

どんな展示会になるのか想像がつかず楽しみ!

──はやみねかおる校長は2025年にデビュー36周年を迎えられましたが、はやみね作品にまつわる展示会は初めてになります。最初に展示会の企画を聞いたときの感想はいかがでしたか。

はやみね校長 そのお話聞いて、まずびっくりしました。そして次が「あ、まただまされてるのかな?」って(笑)。『怪盗クイーンの優雅な休暇』が映画になるときもすぐには信じられなかったので、ちょっと疑ってました。

──「怪盗クイーン」シリーズの担当編集の山室さんがお伝えしたと聞いています。

はやみね校長 だから余計に疑って(笑)。

──展示会はちゃんと開催されるので、安心してください。

はやみね校長 「展示会といっても、どんなことをするんだろう?」ということも思いましたね。ほかのクリエイターの方の展示会を見に行って「すごいなあ、いいなあ」と思ったこともありますが、「はやみねかおる展」で具体的に何をやるのか、最初は全然想像できなかったです。

だから、どんなものを見せてもらえるのかなと、ある意味とても楽しみなんですよ。
©はやみねかおる・村田四郎/講談社 ©はやみねかおる・K2商会/講談社 ©はやみねかおる・にしけいこ/講談社
©はやみねかおる・村田四郎/講談社 ©はやみねかおる・K2商会/講談社 ©はやみねかおる・にしけいこ/講談社
──はやみね校長として、「はやみねかおる展」で「ここはこだわりたい!」と思ったポイントは?

はやみね校長 ありがたいことに36年作家を続けてきたことで、自分の読者の方には年配の方も結構いらっしゃいます。ですから、子どもだけではなくて、昔からの読者の方にも楽しんでいただけるような展示会だったらうれしいなと思いましたね。

──映画『怪盗クイーンの優雅な休暇』の山本京佳プロデューサーも小学生のころに読まれていて、大人になってから再び読み始めたという話をされていました。先生の作品は幅広い年齢の方たちに読まれていますね。

はやみね校長 ありがたいです。

手紙やイラストラフが執筆の活力

──先日、「はやみねかおる展」の展示物をお預かりするため、スタッフがお伺いしました。資料を山のようにご準備いただいていましたね。はやみね校長は、どんな基準で資料を選ばれたですか。

はやみね校長 実は物置や本棚の出しやすい位置にあるものから、どんどん出したんですよ。あとは仕事部屋にある資料も、出しやすいところから出してきて。ですから、自分としての選定基準を設けないで、出しやすいものから出して、それを選んでいただくようにしました。

──出しやすいものということは、普段からご覧になっているのですか。

はやみね校長 編集者さんからの手紙や、小説をコミカライズしていただいたときのイラストなどのラフ(下書き)はファイルにしてあるので、すぐに見られるように出しやすいところに置いてあるんです。自分はそういうものが欲しくて、原稿を書いている部分もあるんです。いただけるとうれしいんですよね。
『怪盗道化師』の原稿 提供:はやみねかおる
「第30回 講談社児童文学新人賞」で佳作を受賞した『怪盗道化師』の原稿に、編集者から付箋がびっしり貼られて戻ってきたもの。そのほかにも、当時の編集長や担当編集者から届いたお手紙など、すべて保存されているそう。※この写真の資料は展示されないことがあります。  提供:はやみねかおる
──はやみね校長の執筆の活力になっているんですね。「はやみねかおる展」で展示される「名探偵夢水清志郎の事件ノート」「怪盗クイーン」「都会のトム&ソーヤ」の資料にはどのようなものがありますか?

はやみね校長 「怪盗クイーン」の初期の設定のラフとかありましたよね。あとは「名探偵夢水清志郎の事件ノート」の第1作『そして五人がいなくなる』で登場したオムラ・アミューズメント・パークの地図がありますよ。
『そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノート』に登場するオムラ・アミューズメント・パークの地図の一部。ゴーカートサーキットコースやロングロングコースターといった施設などが描き込まれている。  提供:はやみねかおる
──それは貴重ですね。見られるのが楽しみです。
企画に半信半疑だったというユーモアあふれる語り口の中ながら、自身初の展示会に向けて期待が高まっているはやみね校長。

手紙やコミカライズのラフまで、大切に保管されている資料の数々は、執筆を支えてきた大切なもの。今回の展示会はそれらが見られる、またとない機会になります。

第2回は、はやみね校長の執筆に欠かせない「創作ノート」にまつわる驚きの事実について紹介します。

トークショーチケットの追加販売が決定!

8月2日(土)に開催する、はやみねかおる先生出演のトークショー。即完売となった注目のトークショーのチケット追加販売が決定しました!昼の部、夜の部とも、7月18日(金)18時から販売開始します。なお、先着販売、大人チケットのみの販売になります。なくなり次第、販売終了となります。詳細はチケットサイトにてご確認ください。

トークショー(昼の部:一般の部):7月18日18時から発売開始
※先着販売になります。なくなり次第、販売終了となります。
※追加販売分のチケットは2階席後方のベンチシートになります。
トークショー(夜の部:赤い夢学園会員限定の部):7月18日18時から発売開始
※「赤い夢学園」会員限定の先着販売となります。チケット販売ページにアクセスするためには、赤い夢学園へのログインが必要になります。赤い夢学園に登録のメールアドレスとパスワードをご用意ください。
※先着販売になります。なくなり次第、販売終了となります。
※追加販売分のチケットは2階席後方のベンチシートになります。

はやみねかおる展 ~赤い夢学園祭2025~〔開催概要〕

はやみねかおる先生の作家デビュー36周年&公式ファンクラブ「赤い夢学園」開校1周年を記念して、展示会&トークショーイベントが開催されます。

イベントPVは、Mixalive TOKYOの公式X(@Mixalive_TOKYO)をチェック!

▼▼▼▼開催概要とチケット販売については、こちらのページをチェックしてくださいね!
展示会
【会期】2025年8月1日(金)~8月11日(月・祝)
【会場】Mixalive TOKYO 4F Studio Mixa
【開催時間】
平日 12:00~20:00 
土日祝 11:00~19:00
※最終入場は閉場時間の30分前

トークショー
【日時】 2025年8月2日(土)
【会場】 Mixalive TOKYO 6F Theater Mixa
【登壇者】はやみねかおる、他(後日発表)
【開催時間】 
昼の部 開場12:45 開演13:30
夜の部 開場16:15 開演17:00
※夜の部はファンクラブ会員限定イベントとなります。

【アクセス】
Mixalive TOKYO
東京都豊島区東池袋1-14-3
JR(山手線・埼京線・湘南新宿ライン)
東京メトロ(丸ノ内線・有楽町線・副都心線)
西武池袋線/東武東上線
「池袋駅」東口方面 35番出口より徒歩約4分
※お客様専用の駐車場はございません。
お車でご来館のお客様は近隣の有料駐車場をご利用ください。

【イベント公式X】 https://x.com/Mixalive_TOKYO
※詳細は、Mixalive TOKYO公式Xにて、随時発表します。

【注意事項】イベントに関する注意事項はこちら
展示会チケット絶賛販売中!
親子で楽しめる「ペアチケット」や特製グッズと引き換えられる「グッズ引換券」も販売中です。
※8月1日(金)~3日(日)は日時指定制となります。
※先着販売になります。

特製グッズは、夢水清志郎、クイーン、ジョーカー、RD、そして創也と内人のSDキャラクターが散りばめられたデザインの『アクリルフォトフレーム』です。お気に入りの写真やポストカードを飾って、お楽しみください♪
【はやみねかおる展 ~赤い夢学園祭2025~】特製グッズ『アクリルフォトフレーム』。

※グッズは会場でのお渡しになります。
※不良品の対応は当日のみ可能です。不良品以外の交換はできませんので、必ずその場でご確認をお願いします。
※無料入場の方もグッズ引換券のみでは引き換えできません。(グッズの引き換えには入場券が必要です)
※グッズ引換券は数量限定となります。上限に達し次第予告なく販売を終了する場合がございます。

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