【お姫さまアンソロ ためし読み①】琴子先生の「聖女と幸せの魔法」が読めちゃう!

『いきなりお姫さまになっちゃいました!? ~溺愛度500%の異世界アンソロジー~』の無料ためし読みがスタート! (2/2) 1ページ目に戻る

青い鳥文庫編集部



それから、一週間がたった。

私はきょうもアルフ様のいる異世界へとやってきている。

「休みなく来ているが、だいじょうぶなのか。」

「はい! 一日でも早くアルフ様がくらす世界が平和になってほしいので!」

本をだきしめて祈(いの)れば、元の世界とアルフ様のいる異世界を行き来できるみたい。

だからきょうも学校がおわった後、まっすぐに家に帰って、ここへやってきた。

「あっ、もちろんアルフ様に会いたいなっていう下心(したごころ)もあります!」

「……変(へん)なやつ。」

きょうもそっけないけれど、そんなところもやっぱり好き。

初対面から大好きだと言いつづけている私は、変なやつだと思われているみたいだった。

当然だし事実(じじつ)だし、好きだと伝えるのもがまんできないから、しかたないと開き直っている。

「それに、いつ魔物が見つかるかわからないので……。しかもきのうの夜、目撃情報(もくげきじょうほう)がとどいたんですよね?」

「ああ。百年前に魔導士(まどうし)が十人がかりで行った封印(ふういん)がとけたせいで、危険な魔物が国内に五体もにげ出してしまったんだ。

聖女であるおまえの仕事は、すべての魔物を再び封印することだからな。」

すべて『せいまほ』のストーリーと同じで、本当に私が聖女なんだって実感する。

……この世界には、魔物という人間をおそうこわいモンスターがいる。

しかも魔物は死ぬことがなく、弱らせてたおしたところを封印するしかない。

アルフ様や騎士(きし)たちが魔物をたおした後、封印の魔法をかけるのが私の仕事。

「魔物はおれたちがたおすから、安心していい。」

私が失敗(しっぱい)すれば、アルフ様だけじゃなくこの世界の人たちみんなが危険な目にあう。

緊張(きんちょう)するけれど、しっかりやりとげなきゃ。

「聖女として、全力でがんばりますね!」

気合を入れた瞬間(しゅんかん)、ひとりの騎士がとびこんできた。

「アルフ殿下(でんか)、目撃情報のあった北の森に、魔物が現れました!」

「わかった。行くぞ!」

「はい!」

私はうなずいて、アルフ様や騎士たちと走って王城(おうじょう)を出た。
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この表紙がめじるしだよっ!
大好きなアルフ様とすごす日々は夢のようで……!?

ふたりの関係がこれからどうなるのか、本の発売を楽しみにしていてね♪

次回のためし読み公開は6月29日(月)!

*あいら*先生の、「お姫さま、溺愛をどうぞ。 異世界で王子さまと真実の愛を誓います」のためし読みです!

ぜひチェックしてね!
『いきなりお姫さまになっちゃいました!? ~溺愛度500%の異世界アンソロジー~』の発売日は2026年7月8日(水)! 本屋さんに行くか、下のサイトからおうちの人といっしょに予約(よやく)してゲットしてね☆

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