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『テレビマガジン特別編集 ウルトラマンシリーズ60周年記念 全ウルトラマン記録大鑑』
変身ポーズ誕生秘話
長野さん ありがとうございます。愛していただけているのは、ファンのみなさんのおかげなので感謝しかありません。
『ティガ』は、すごくいいチームで撮影できたと思っています。出演者、そしてスタッフさんが、同じ方向を向いてつくりあげた、その形が今に繋がっているんだと思います。
30年経つんですが、ここ何年かはとくに、「ティガ、観てました」って声をかけていただくことが、本当に多くて、訊いてみると、当時観ていた方だけでなく、まだ生まれてなかった世代の方とかもいるんです。今、サブスクだったり、いろいろ観る手段が増えましたからね。たくさんの方に観ていただいているのはうれしいですね。
──ファンからかけてもらった言葉で、嬉しかったり、印象に残っている言葉はありますか。
長野さん 実は、昨日も声をかけてもらったんです(笑)。
ロケ先だったんですけど、僕とおんなじ歳の方で、『ティガ』を観てくれていた方で、「本当に大好きなんです」って。最初、お子さんがですか? と訊きなおしたら、いや、僕です! って。
──長野さん演じるダイゴは、ティガに変身するわけですが、長野さんにとって、30年経った今でも印象に残っている変身シーンなどはありますか?
長野さん 変身シーンといえばやはり、最初にポーズをつくったときですかね。監督の村石さん(計14エピソードを担当した村石宏實氏)といっしょに、第4話の山の中で。それが一番はじめに変身ポーズを作ったときですね。
第3話まではなかったので、ほんとにその場で、「変身ポーズがあったほうがいいですよねー」、という話になり、どうしましょうかってことになりました。
朝礼台のようなものがあって、その上に立ってアップのシーンを撮るんですが、なんとなくイメージしながらポーズをしてみると監督が「あ、それいいねー。それにしよう」って一発で決まったんですよ(笑)。
でも、ダイゴって、意外と変身ポーズやってないんですよね。『大決戦!超ウルトラ8兄弟』ではやりましたけど。
そうそう、子どもが真似しやすいようにしようっていうのは意識しました。
長野さん うれしいなあ。みんなの中に刷り込まれてるんですかね、変身ポーズって?
──そうだと思います。だから、30年経っても、引き継がれていくんでしょうね。
長野さん 僕もやっぱり、いろんな方の変身を見てきましたからね。ウルトラマンAは、最初はふたりでしたが、ひとりになりましたよね。初代は、腕を掲げたり。僕自身が子どものころ真似しましたから。
初代から30年経って、『ティガ』が始まり、そして今、30年経って、みんなが覚えていてくれたり、真似してくれたりっていうのは、本当に幸せだなあと思います。




































