ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ

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ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ

著:霧舎 巧   解説:はやみね かおる  

ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ

校長からひとこと

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解説原稿というものは難しいものです。特に、ミステリーはネタバレせずに魅力を伝えなければいけないので、たいへんです。いつもは楽しむだけに読むミステリーを、付箋を貼りながら読みます。「おもしろい、すごい!」と言うだけでは、解説原稿と言えません。お手本は、『機巧館のかぞえ唄』の解説を書いてくださった辻真先です。お手本にしては、あまりに高い目標ですが、いつも心に留めています。それで、今までたくさんの解説原稿を書かせていただきました。その結果、「こんなにおもしろいミステリーがあるのなら、自分が書かなくてもいいや」って思えるようになりました。困ったもんです。 (発行日 2003/06/15)

《開かずの扉》の向こう側に――本格推理の宝物がある北澤大学新入生のぼく=二本松飛翔(かける)は、サークル≪あかずの扉≫研究会に入会した。自称名探偵、特技は解錠などクセ者ぞろいのメンバー6人が、尖塔の屹立(きつりつ)する奇怪な洋館“流氷館”を訪れた時、恐るべき惨劇の幕が開く。閉鎖状況での連続殺人と驚愕の第トリック! 本格推理魂あふれる第12回メフィスト賞受賞作。(講談社文庫)

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発売日 2003/06/13
価格 定価:円(本体857円)
ISBN-13 9784062737685
判型 A6
ページ数 640

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