怖くて前に踏み出せない「ドキドキ」が勇気に変わる瞬間
原則毎月一冊、はやみね校長が自分の作品の中からセレクトしてお届けする「課題図書」。赤い夢学園の有料会員は一冊丸ごと無料で閲覧することができます。
2025年4月の課題図書は『4月のおはなし ドキドキ新学期』です。
〈4月の課題図書〉『4月のおはなし ドキドキ新学期』を4月1日正午から公開します。
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新学期をテーマにした「春と、ドキドキ」。 主人公は、3年生の新学期を迎えたタケシ。平凡で、なにごとにも自信の持てないタケシは、天才の妹、春が作ってくれた「タイムマシン」で、1年生の新学期にタイムスリップして、自信を取り戻します。と思ったのも束の間……。
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『4月のおはなし ドキドキ新学期』は、1年12ヵ月、各月の行事や季節感をテーマにした創作童話シリーズ「おはなし12か月」の第1弾です。
「新しいこと」ってわくわくする気持ちもあるけれど、ちょっと怖いなという気持ちもありませんか? 特に年下の子たちが仲間に加わる、4月の新入学や新入社の時期は、「先輩になったんだから、ちゃんとしなきゃ!」と緊張してしまうことも……。
主人公のタケシは「自信」がなくて、大事な場面で「ドキドキ」してうまくできないことばかり。そんなタケシに「自信」をつけさせようと、「天才」の春はタイムマシンを開発します。
えっ、タイムマシン!?
ごくごく一般的な家庭に、とつぜん出てきた超SFメカ。ダンボールにしか見えないけれど、ちゃんとタイムマシンとして機能するからビックリ!! ……と思っていたら、意外なラストにつながる展開にまたまたビックリ!!
はやみね作品らしい奇想天外さと、人の温かさを感じる作品です。
『4月のおはなし ドキドキ新学期』の公開終了は2025年5月31日です。読んだ方は、ぜひ感想をコメント欄に書いてくださいね。
3月の課題図書『名探偵夢水清志郎事件ノート VOL.1 そして五人がいなくなる』も引き続き読むことができます。こちらは4月30日までの公開となりますのでお見逃しなく!
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▼▼『4月のおはなし ドキドキ新学期』の紹介▼▼
「1年生の子が自分で読めるように」と、はやみね校長が言葉のひとつひとつを吟味しながら書かれた物語です。