『消える総生島 名探偵夢水清志郎事件ノート』(作:はやみね かおる、絵:村田 四郎)
〈12月の課題図書〉『消える総生島 名探偵夢水清志郎事件ノート3』を12月1日正午から公開します
原則毎月一冊、はやみね校長が自分の作品の中からセレクトしてお届けする「課題図書」。赤い夢学園の有料会員は一冊丸ごと無料で閲覧することができます。
2025年12月の課題図書は、中学1年生の岩崎三姉妹が冬休みに体験した不思議な事件を描いた『消える総生島 名探偵夢水清志郎事件ノート3』です。
亜衣、真衣、美衣が映画に出演!? 総生島ロケで事件が起きる!
真衣がもらってきた“映画の日”かぎりの無料招待券で、公開初日の話題作『探偵映画』を観に行くところから始まる、「はやみねかおる監督、夢水清志郎主演」の一作。その前書きからして、はやみね校長の映画好きがよくわかります!
映画に出演することになった亜衣、真衣、美衣の三姉妹は、冬休みが始まったばかりの12月23日に、鬼伝説のある総生島へロケに行くことになりました。
夢水はお留守番……となるはずでしたが、羽衣母さんは、久しぶりに休暇が取れた一太郎父さんと旅行に出かけてしまったので、本当にひとりになってしまうとわかった夢水は、「やだ、ぼくもいく!」とダダをこねました。そしてタダのコネを使って映画のスポンサーの連絡先を手に入れ、「百パーセント、なにか事件がおこる」と主張し、見事、三姉妹に同行することになったのです。
ロケ先は、鬼伝説のある総生島。やがて、つぎからつぎへと奇怪な出来事がおこり、そのたびに不気味なメッセージがのこされていて……!?
おもしろいのは、事件の真相を明かす前に「読者への挑戦状」があることです。
“あらゆる適正な事実“を読者に与えた上で、謎を論理的に推理し、真実にたどりついてみせよという、本格的なミステリー。これこそが、夢水清志郎シリーズの真髄です!
ただ惜しむべきは、このナゾ解きのドキドキは、最初に作品を読んだ時にしか味わえないこと。もうすっかり忘れてしまった! という方は大ラッキー☆ 年末年始のお休みを夢水作品と共に楽しんでください。
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※ビューワーリンクは2025年12月1日12:00から有効になります。
「制作エピソード」も要チェック!
「制作エピソード」では、当時はやみね先生が書き残したノートのメモなどを、特別に公開しています。ぜひ本編と一緒にお楽しみください。
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