
『映画名探偵プリキュア! 不思議な庭と2人の秘密』千賀光莉&鬼頭明里 初共演スペシャルインタビュー:葛藤を乗り越える「諦めない心」と「ダメダメ」な自分との向き合い方
『名探偵プリキュア!』映画公開記念! アフレコ裏話や役づくりなどにも迫るスペシャルインタビュー (3/4) 1ページ目に戻る
2026.09.18
ライター:小川 聖子
千賀 私は……まさにしょっちゅう「ダメダメ」が出てきてしまうタイプです!(笑)
普段のアフレコ終わりでも「今日はもっとこうできたのに……」と毎回反省してダメダメになってしまって。実は映画の収録日の帰り道でも、反省の涙が出てきてしまって……。
鬼頭 そんなことありましたね(笑)。
千賀 本当に泣き虫というか、他の人よりも涙のハードルが低いんです。
ダメダメな気持ちを解消するのもあまり上手くなくて、考え込んでしまいがちなのですが、「今までだって辛いことを乗り越えてきたんだから」と、なるべく「なんとかなる精神」を持つようにしています。
ちなみに私は高校の部活動が人生で一番大変だったので、落ち込むことがあっても「あれを乗り越えられたんだから」と自分を励ましています(笑)。
鬼頭 私ももちろん、「自分はここがダメだな」と落ち込むこともあるのですが、それに気づけたこと自体をプラスに捉えるようにしています。
ダメなところが分かったということは、逆を言えば「そこを直せばもっと良くなる」ということですよね。だから「よし、次はここを気をつけよう!」って前向きに切り替えるようにしていますね。
──素晴らしい切り替えですね!
鬼頭 でも、私もこの仕事を始めたばかりのころは、萎縮しすぎていたところがあるんです。
「怒られないようにしなきゃ」「失敗しないようにしなきゃ」と恐れるあまり、自分でも窮屈で伸び悩んでいるな、と思うところがあって。
周りで輝いている仲間や先輩たちは何が違うんだろう、と思ってよく見たときに、「輝いている人たちは、のびのびとお芝居を楽しんでいる人なんだ!」と気がつきました。
確かに、守りに入って小さくなっている人より、自分の“良い”と思う表現を思い切り出してみよう、としている人のほうが魅力的ですよね。
それで私も「もう、怒られてもいいから好きにやってみよう」と思いきってみたら、とてもやりやすくなったし、仕事も上手く回るようになりました。一歩踏み出すって、本当に大切なんだと思います。
諦めない心が未来を開く! 映画の見どころ
千賀 かりんちゃんには誰もが共感できると思うのですが、実はかりんちゃんとあんなにも共通点があるなと気がつきました。
あんなはかりんちゃんと向き合う中で「私のせいでかりんちゃんを傷つけた」と落ち込み、「ダメダメ」に囚われてしまう瞬間があるんです。
でも、仲間たちの支えでもう一度前を向き、「やっぱり諦めたくない!」と、再びかりんちゃんに会いに行く。その姿は、まさにプリキュアらしさが詰まった大きな見どころだと思います。
鬼頭 私は『Yes!プリキュア5』が大好きだったので、かりんのそばにココやナッツのような、カッコいいふたりの妖精、アランとレインが寄り添ってくれることが嬉しくて。大切な存在として、純粋に思い合っている温かい関係性がとても素敵なんです。
それから今回のお話で深くて刺さったのが「明るく励ませばいいわけではない」というメッセージ。私自身、過去に落ち込んでいる友達を「大丈夫だよ!」とポジティブに励ましたら、「あなたとは違うから、そんなふうには考えられない」と言われてハッとしたことがあります。
強すぎる光は、時にはその人の影を濃くしてしまう、ということがありますよね。気持ちの寄り添い方についても深い部分が描かれていて、大人の心にも響く作品だと思います。
発売日:2026年9月18日
価格:2200円(税込)





































