
【3分でわかる】『ミュージアム・ゲーム1 三種の神器争奪戦!』 イラストたっぷり! あらすじ紹介
今からでも追いつける! スリル満点のナゾトキ×サバイバルをプレイバック!
2026.06.24
さいごにゲームに勝つのはだれだ!? 『ミュージアム・ゲーム1 三種の神器争奪戦!』
6月10日に発売になった青い鳥文庫の新しいファンタジー! 編集部には、早くも感想や、おうえんの声がとどきはじめているよ!
まだ読んでいない子もだいじょうぶ! お話の4章までのあらすじを、イラストといっしょに紹介(しょうかい)しちゃいます。
この夏はみんなで「ミュージアム・ゲーム」を読んで、もりあがろう!
はじまりは『古事記(こじき)』から──
わたしの名前は神喰命(かみじきみこと)。
「かしこく、正しく、冷静に!」がモットーの小6女子。
帰りのバスにのるとちゅうで、中学生にかこまれていた男の子、大和(やまと)タケルを助けてあげたんだ。
大和は、『古事記』と書かれた古い本をだいじそうにかかえていた。
「命、いまから博物館(はくぶつかん)に行こうぜ!」
いま学校では、とあるうわさがはやっている。
【ブルームーンの夜、博物館で三種の神器(じんぎ)をそろえると、世界を書きかえられる】
今日がそのブルームーンの夜らしい。
わたしはそんなうわさ、興味(きょうみ)ないんだけど。
……って、大和はぜんぜん聞いてない!
「わたし帰りたいんだけど!」
「だいじょうぶ、ぜんぶ変(か)わるから。」
大和にいきおいよく手を引かれて、わたしは博物館に足をふみいれた。
選(えら)ばれたプレイヤーたち
博物館には、「三種の神器展」と書かれた大きなたれ幕(まく)。
つくえの上には、たくさんの勾玉(まがたま)、鏡(かがみ)、剣(けん)のレプリカが展示されていた。
「三種の神器っていうのは、昔から天皇(てんのう)に伝わる宝物なんだ。」
大和が解説(かいせつ)してくれる。
「おれは草乃(くさの)スサナギ。ぜったいにおれが勝つ。」
「わたくしは玉照勾姫(たまてるまがひめ)。……今日の勝者(しょうしゃ)となり、アマテラスになる者です。」
「ぼくは八夜(はちや)ツクヨ……。ゲームがとくいだよ、よろしく。」
って、いやいや。わたしは帰るんだ!
足をふみだそうとしたところに、とつぜん、声がひびいた。
――お集まりいただき、ありがとうございます。
私は、今宵(こよい)のみ特別に行われるゲームのマスターをつとめる、博物館の館長です。
ゲームのルールはシンプルです。
三つの神器をそろえた者が、世界を書きかえることができます。
……見た目も、言ってることもヤバい。
「あのーわたし、まちがえて来ちゃったみたいなんです。帰らせてもらいますね。」
――ゲームが終わるまで、外には出られません。
ゾワッ 全身に鳥はだがたった。
それって、ゲームに参加するしかないってこと……?
館長が、パチンッと指をならす。
その音が、耳にひびいたとたんに、目の前がぐらりとゆれた。
一つ目の神器を手に入れろ!
百体をこえそうなほどたくさんの動物たちの、標本(ひょうほん)がならんでいた。
――一つ目の神器があらわれる場所は、ガラスケースの中です。
とつぜん、ガラスケースの中心に、銀色の剣がまばゆくうかびあがった。
さっそく草乃と玉照が走り出し、ハンマーとガスバーナーでガラスケースを破壊(はかい)した。
「どけどけ! おれが勝つ!」
草乃が剣を手にしたしゅんかん――
ガルルルルッ ワオーーンッ
標本のはずの、動物たちが、いっせいにほえた。
――言いわすれていました。
今夜にかぎり、この博物館の展示品たちは、“記憶(きおく)”をとりもどし、もとのすがたのころと同じように動きます。
「はあああっ!?」
標本のむれが、剣をもった草乃につぎつぎとおそいかかる……!
「草乃くんが食べられる!」
助けようと手伝いをもとめたけれど、だれも手伝ってはくれない。
でも、何もしないで見ていることは、わたしにはできない。
投げやすいサイズの『古事記』を、ライオンに投げようとしたとき。
ヒラッ
本から一枚のページがおちた。
それを大和がつかみ、わたしの口につっこんだ……!
「楽しめよ、命。」
次のしゅんかん、なにをすればいいのか、本能(ほんのう)でわかった。
すぅっと息をすって、上から下へ、ページを剣のようにふりおろしたしゅんかん――
ヴォンッ
空気がさけ、光の斬撃(ざんげき)が走り。
目の前のライオンの標本が、真っ二つに切りさかれた。
「え……いまの、なに!?」
さっきまで光をおびていたページは、ボロボロの紙にもどっていた。
剣を手にする者
考えるまもなく、草乃と玉照が、わたしのほうに走ってきた!
うしろには猛獣(もうじゅう)たち。
「ひいいいい!」
ふと、草乃の手ににぎられている剣が、目にとまった。
「草乃くん! 剣を使いなよ!」
「剣……たしかに」
草乃が、くるっとふり返って、剣をかまえた。
「草薙(くさなぎ)の剣(つるぎ)よ、力をかせ!」
たったいちげきで猛獣たちの半数が、真っ二つになった。
草薙の剣は、神話にでてくるような力を持っているみたい。
だけど動物たちは多すぎて、すべてをたおすことはできそうにない。
「これ以上、こんな部屋にいられるか!」
出入口のとびらから、草乃が剣をもってにげようとする。
でも、とびらの前には、八夜が立ちはだかっていた。
「草乃が剣をわたすまで、だれも通さない。」
「だれがわたすか!」
二人は床(ゆか)にころがり、おし合いへし合い。
そのとき――
ウキキーッ
高い声にふりむけば――
「サル!?」
楽しそうに剣をかかえたサルは、とびらをあけると、そのままろうかを走っていった。
「「「「「まて!」」」」」
サルをおいかけてむかった先には、いったいなにが待ちうけているのか――!?
つづきは本をよんで、超スリル満点の展開を追いかけてね!















































































