「マクロス」史上初のライブ衣装展がアンコール開催中! 「ワルキューレ衣装展 encore -Live costume archives-」でライブの感動がよみがえる!

パワーアップしたライブ衣装展をレポート! in SHIBUYA TSUTAYA

テレビマガジン編集部

『マクロスΔ(デルタ)』に登場する戦術音楽ユニット “ワルキューレ”の活動は、昨年開催された「ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 ~Last Mission~」の全6公演をもって、単独活動はいったん幕を閉じた。だがその人気は衰えることなく、2024年6月5日にはFINAL LIVE TOURから1周年を記念したライブアルバム「W encore(ダブル・アンコール)」がリリースされた。

このアルバムの発売を記念して、ワルキューレが実際にライブで着用した衣装を展示する「ワルキューレ衣装展 encore -Live costume archives-」が、2024年6月7日(金)からSHIBUYA TSUTAYAでアンコール開催中である。さらにパワーアップしたライブ衣装展の見どころを紹介しよう。
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↑実田千聖(CAPCOM)氏とまじろ氏による新規キービジュアルで彩られた入場ゲート。
「マクロス」シリーズ初の衣装展、「マクロスΔ ワルキューレ衣装展 -Live costume archives-」は、2023年12月〜2024年4月まで、東京、兵庫、名古屋、仙台、博多と各地を巡回してきた。今回のアンコール開催では、これまでに展示された衣装に、新規衣装が追加され、さらにパワーアップ。

会場を彩るキービジュアルは、キャラクターデザイン原案の実田千聖(CAPCOM)氏による「W encore(ダブル・アンコール)」のジャケットイラストと、『マクロスΔ』キャラクターデザインのまじろ氏による新規描きおろしイラスト。描きおろしイラストを使用した新規商品も用意されているとのことも、アンコール開催の魅力となっている。
↑ワルキューレのライブの歴史を振り返る衣装群。それぞれのライブの思い出がよみがえる。
展示される衣装は、1stライブからFINAL LIVE TOURまで、これまでのワルキューレの約7年の歴史を振り返るもの。注目すべきはメンバーそれぞれのコスチュームの違い。一見すると各衣装は共通デザインのように見えるが、実はメンバーの細やかな要望を取り入れて作られたオーダーメイド品。パフォーマンスを行うために最適化された、いわば戦闘服と呼べるもの。細部を見ることで、メンバーのこだわりが伝わってくるだろう。

さらには、展示期間中に衣装の入れ替えも行われる。2024年6月7日~20日の期間は、ライブ衣装に加え、「マクロスFとΔ合わせ 京都南座歌舞伎ノ宴 〜ミニライブ&歌舞伎コラボトーク~」で、美雲ΔJUNNA、フレイアΔ鈴木みのり、シェリル・ノーム starring May'nが着用したレアな衣装が展示された。
↑「マクロスFとΔ合わせ 京都南座歌舞伎ノ宴 〜ミニライブ&歌舞伎コラボトーク~」の衣装を間近で見る機会は貴重だった。
2024年6月21日からは、「ワルキューレ 2nd LIVE at 横浜アリーナ 〜ワルキューレがとまらない〜」のアンコールで着用した、“幻の”始球式衣装が追加される。これは2016年9月22日に、横浜スタジアムで開催される予定だった横浜DeNAベイスターズ公式戦で、ワルキューレが始球式で着用したもの。残念ながら始球式自体は雨天中止となってしまったため、球場では見ることができなかった幻の衣装であった。

今回はライブ写真の展示も大幅に追加され、まるでライブ会場にいるような雰囲気が味わえる。
↑ライブ写真コーナーは、伝説となったFINAL LIVE TOURの熱気が感じられる。
↑まじろ氏による新規キービジュアルを使用したグッズのほか、歴代CDやアクリルスタンド、マグカップなど豊富なアイテムがそろう物販エリア。
最後に控える物販エリアでは、今回のアンコール開催のために用意された新規グッズに加え、ライブBlu-ray&DVDやCDも販売されており、思い切りワルキューレにハマれるイベントとなっている。

ワルキューレで「マクロス」シリーズのファンになった方にオススメしたいのが、テレビマガジン『マクロス超百科』シリーズだ。2022年10月28日に刊行された第1弾は、『超時空要塞マクロス』から『マクロスΔ』まで、シリーズ40年を網羅する入門用ガイドブック。登場キャラクターやメカニックを網羅するだけではなく、貴重な企画資料やラフデザイン、絵コンテ、原画などを掲載。河森正治氏や板野一郎氏といったレジェンドクリエイターも掲載されている。

そして2024年1月17日に発売された『超時空要塞マクロス大百科』は、「マクロス」シリーズ第1作目『超時空要塞マクロス』をフィーチャー。資料性はさらにパワーアップし、登場キャラクターやメカニックを網羅するだけではなく、貴重な企画資料やラフデザイン、絵コンテ、原画などを掲載している。河森正治氏(メカニックデザイン、演出、絵コンテ、「愛・おぼえていますか」監督)、美樹本晴彦氏(キャラクターデザイン)、板野一郎氏(メカニック作画監督)という「マクロス」レジェンドクリエイター3人による座談会も見逃せない。

貴重な資料やインタビューを読むことで、「マクロス」シリーズの魅力をさらに深く知ることができるはずだ。
●展示衣装
・ワルキューレ 1st LIVE in Zepp 〜Walküre Attack!〜 
・ワルキューレ 2nd LIVE at 横浜アリーナ 〜ワルキューレがとまらない〜
・ワルキューレ 3rd LIVE at 横浜アリーナ 〜ワルキューレは裏切らない〜
・#エアワルキューレ プレミアム LIVE TOUR 2020 〜ワルキューレはあきらめない〜
・ワルキューレ LIVE TOUR 2020-2021 〜ワルキューレはあきらめない!!!!!〜
・ワルキューレ LIVE 2022 〜Walküre Reborn!〜
・ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 〜Last Mission〜  ※追加衣装あり
・MACROSS CROSSOVER LIVE 2019 at 幕張メッセ  ※新規追加

・「マクロスFとΔ合わせ 京都南座歌舞伎ノ宴 〜ミニライブ&歌舞伎コラボトーク〜」
(美雲ΔJUNNA、フレイアΔ鈴⽊みのり、シェリル・ノーム starring Mayʼn)※新規追加
展⽰期間:2024年6⽉7⽇(⾦)〜20⽇(⽊)
・ワルキューレ 2nd LIVE at 横浜アリーナ ~ワルキューレがとまらない~
(アンコールで着用した、“幻”の始球式衣装) ※新規追加
展示期間:2024年6月21日(金)~29日(土)

●開催概要
イベント名:マクロスΔ ワルキューレ⾐装展 encore -Live costume archives-
開催期間:2024年6月7日(金)~2024年6月29日(土)
開催場所:SHIBUYA TSUTAYA B1F
営業時間:10:00~22:00(最終入場時間21:30)
※2024年6月7日(金)は15:00よりOPEN、2024年6月29日(土)は10:00~18:00(最終入場時間17:30)までの営業となります。
価格:日時指定入場券 800円(税込)
『超時空要塞マクロス超百科』
2022年に発売され、大変な好評を博した『マクロス超百科』。その第2弾の発売が決定! 『超時空要塞マクロス』『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』『超時空要塞マクロス Flash Back 2012』を、とことん掘り下げた一冊。

誌面には、『超時空要塞マクロス』と『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』『超時空要塞マクロス Flash Back 2012』の、キャラクターやメカニック設定、当時の貴重な資料なども掲載。さらに、初期の「マクロス」について、河森正治×美樹本晴彦×板野一郎によるロングインタビューを収録!
『マクロス超百科』
『超時空要塞マクロス』から最新作『マクロスΔ』まで、映画版やOVAも含め、すべてを網羅したデカルチャーな超百科。河森正治によるバルキリー&デザイン解説や、板野一郎×unknownCASEによるマクロスCGの歴史をたどる対談を収録! さらに、貴重な当時の企画書や初期構成案資料などファン垂涎の資料を掲載。マクロスの世界観が分かるスペシャルコラム「歌とマクロス」「三角関係とマクロス」や、キャラクター&メカニックカタログ、今からでも間に合うマクロス世界を理解する用語集など、この本でしか読めない企画が盛りだくさん!

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てれびまがじんへんしゅうぶ

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日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga