3月17日 名作が劇場で公開される! 実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月17日(1979年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月17日」(1979年)。
テレスドンと戦うウルトラマン  ©円谷プロ PHOTO/講談社
『実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン』は、1979年3月17日より上映が開始された映画作品。「ウルトラマンシリーズ」の長編映画作品としては2作目で、タイトルどおり実相寺昭雄監督が手がけたエピソードを中心に編集された、オムニバス映画となっている。

各話の間にはイラストによる科学特捜隊基地やジェットビートルの飛行シーンが演出され、新規録音のナレーションを使用。オープニングは、新たに収録された、ささきいさお氏による「ウルトラマンの歌」で、科学特捜隊のメカの設計図やイラストで描かれたウルトラマンが登場している。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

怪獣に挑むウルトラマンと科学特捜隊

1979年3月17日は『実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン』が上映された日です。ウルトラマン。それは、遠いM78星雲からやってきた、正義の使者である。科学特別捜査隊のハヤタ隊員こそ、そのウルトラマンの仮の姿なのである!

地上に降り注いだ宇宙線によって、ムシバというあだ名の少年が描いた怪獣の絵が実体化してしまった。その怪獣・ガヴァドンAは日が暮れると同時に消滅するが、ムシバは友人たちとともにガヴァドンの絵を描き足したことで、翌日ガヴァドンBが出現。ハヤタはウルトラマンに変身しガヴァドンBと戦うも、「ガヴァドンを殺さないでほしい」という子どもたちの声を受け、ガヴァドンを宇宙に送ったのだった。
落書きが実体化してしまった、ガヴァドンA  ©円谷プロ PHOTO/講談社
ガヴァドン事件が解決してから数日後、科学特捜隊パリ本部からアンヌ隊員がやってきた。ハヤタは特別任務のため、彼女とともにパリへと旅立った。しかし、その直後、東京中で電波障害が発生。テレビや通信が使用不能になった。科学特捜隊はその原因を調査するが、なんと電波障害を発生させた装置が科学特捜隊の基地内にあったことが判明。アンヌは地底人が姿を偽った偽者だったのだ。ハヤタがウルトラマンであることを見抜いていた地底人たちは、その力を自らのものにしようとハヤタに迫る。

しかし、長い間太陽の光を浴びていなかった地底人たちは、変身アイテムであるベーターカプセルが放つ、強力な閃光に耐えられなかった。地底人の野望は潰え、彼らが出現させたテレスドンも、ウルトラマンに撃破されたのだった。
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