3月17日 名作が劇場で公開される! 実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月17日(1979年)

テレビマガジン編集部

シーボーズを宇宙へ帰す

ロケットにくくりつけられたシーボーズ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
その後も、ジャミラやスカイドンの事件を解決したウルトラマンと科学特捜隊。ある日、イデ隊員とアラシ隊員は宇宙にある怪獣墓場で、ウルトラマンによって宇宙に投げ出された怪獣たちが漂っているのを発見する。怪獣たちを不憫に思った科学特捜隊は、怪獣の冥福を願う「怪獣供養」を行った。そこで、隊員たちはレッドキング、バルタン星人(二代目)、ゴモラといった強敵たちとの戦いを回想したのだった。

そのころ、ロケットセンターでは日本初の月ロケットの打ち上げが行われていたが、イデたちが怪獣墓場で見た怪獣・シーボーズがそのロケットにしがみつき、地球にやってきてしまった。科学特捜隊はシーボーズを攻撃するが、シーボーズは破壊活動をすることはなく、宇宙に帰りたがっているようだった。科学特捜隊はロケットセンターに依頼し、月ロケット2号の提供を受ける。作戦は一度失敗してしまうものの、科学特捜隊は月ロケット2号にウルトラマンのペイントをした「ウルトラマンロケット」を作り上げる。そして、ウルトラマンに誘導されたシーボーズはウルトラマンロケットにしがみつくと、怪獣墓場へ帰っていったのだった。

無事に事件は解決。科学特捜隊に、「パトロールに明けパトロールに暮れる」という、退屈であるが平和な毎日が戻ってきたのだった。

ウルトラマン

実相寺監督が手がけた作品では光線技を使用しておらず、本作では回想シーンでのみ光線技を披露している  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラヒーロー事典】
ウルトラマン

全長/40メートル
体重/3万5000トン

科学特捜隊のハヤタ隊員が、怪獣・ベムラーを追って地球にやってきたウルトラマンと一体化。さまざまな超能力を駆使して、怪獣や宇宙人と戦いを繰り広げる。

初登場エピソード:『ウルトラマン』第1話「ウルトラ作戦第一号」(1966年7月17日放送)
脚本:関沢新一、金城哲夫/特技監督:高野宏一/監督:円谷 一

紹介エピソード:『実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン』(1979年3月17日公開)
脚本:佐々木 守/特殊技術:高野宏一/監督:実相寺昭雄

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3月17日はウルトラマンや科学特捜隊の活躍がスクリーンで復活した日

3月17日は、『実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン』が公開。ウルトラマンと怪獣の戦いがスクリーンで復活した日。シリアスなジャミラ回や、明るく楽しい作風のシーボーズ回など、『ウルトラマン』や実相寺監督の魅力が詰まった映画となっていました。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。