プラレールのレールはなぜ青い? 大人気おもちゃの意外と知られていない3つの素材革命とは

TELEMAGA.netが独自につかんだ「プラレール」の秘密【その1】を紹介!

テレビマガジン編集部

プラレールの原型となった鉄道おもちゃの発売当時は、まだモーターを積んではおらず、手ころがしで遊べるようにつくられていた。

このころは、架空の汽車がモチーフだった。

発売から2年、ついに小型モーターを内蔵し、電池を原動力にする、電動車両の開発に成功!

じつは、開発には、いろいろな苦労があった。

モーターやバッテリーといった、メカニカルな部分を積んだ状態でも安定して走るため、車体のバランスをうまくとる必要があった。

何度も試行錯誤して車体サンプルをつくり、ついに車体の長さが決まる。

「電池1本で走る3両編成」という、現在まで受け継がれている基本スペックも、このときに誕生した。

当時の雑誌「暮らしの手帖」に、「おすすめできるおもちゃ」として紹介されたこともあって、人気に火がついた。

青いレールのこだわり

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今でこそ、プラレールといえば、青いレールが当たり前だが、実は、レールを青に決めるまでには、すごい数の試行錯誤が繰り返された。

レールのサンプルをいくつもつくり、実際におもちゃ屋さんに持っていって、蛍光灯の下で、もっとも映える色を探した。

それが、青色だった!

さらに、子どもたちが手に取り、眺めて、遊ぶのにふさわしい大きさ、重さも考え抜かれているのだ。

進化するレール

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