「怪盗クイーン」シリーズ最新刊を読む前に伏線を一気におさらい! 事前に読みたいシリーズ4作

「怪盗クイーン」シリーズ最新刊を読む前に伏線を一気におさらい! 事前に読みたいシリーズ4作

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『怪盗クイーン ニースの休日 アナミナティの祝祭・前編』

はやみねワールド全体の「謎」にもつながる「ある存在」の情報


「怪盗クイーン」シリーズには、真相を見抜く『神の目』を持つ考古学者モーリッツが、複数の作品に登場します。モーリッツは、『怪盗クイーン、仮面舞踏会にて -ピラミッドキャップの謎 前編-』と『怪盗クイーンに月の砂漠を -ピラミッドキャップの謎 後編-』で語られた「ピラミッドキャップを巡る事件」の重要人物で、「ふしぎな現象」を体験しています。

そのモーリッツが、『考古学会のビジュアルクイーン』と大人気の助手・レナーテとともに、本作「アナミナティの祝祭」に再登場。そして、「古代ローマ時代よりはるか昔にあったという奇妙な文明」についての特別講義では、気になるキーワードが次々と登場!

「ポルタ(門)」
「オグロとラルウァ」
「無数の穴」


これらはモーリッツが体験し、ほかにも世界中で起きている「ふしぎな現象」に関わるもの。そしてその現象に、クイーンや皇帝も大いに関わりがあるようです。

特に「オグロとラルウァ」については、本書以降のシリーズ作品、そして最新作『怪盗クイーン ヴェネチア・カーニヴァル』でも触れられており、「怪盗クイーン」シリーズのみならず、あらゆるはやみね作品で言及されてきた「ある存在」を示唆しています。はやみねワールドの大いなる謎のひとつなので、この機会に読んでみてください。
書影『怪盗クイーン ニースの休日 アナミナティの祝祭・前編』(作:はやみね かおる  絵:K2商会)

『怪盗クイーン ニースの休日 アナミナティの祝祭・前編』(作:はやみね かおる  絵:K2商会)定価:770円(本体700円)

《あらすじ》
世界じゅうのセレブが集まる、地中海のリゾート地ニース、モナコ。その一帯では『ポルタが開くから、穴を掘ってはいけない。』という言い伝えが残っている。ラテン語で「門」を意味するポルタが天変地異によって開く時、厄災が地上にあふれるという──。 そのニースで地震が発生! ヴァカンスを楽しむはずだったクイーンの前に、史上最強の探偵卿があらわれ「クイーン逮捕」を賭けた勝負がはじまった。
『怪盗クイーン ニースの休日 アナミナティの祝祭・前編』は、「赤い夢学園」の8月の課題図書になっており、20265年9月30日まで1冊読丸ごと読むことができます。「赤い夢学園」に会員登録すると、課題図書を読むことができます!

【2冊目】『怪盗クイーン モナコの決戦 アナミナティの祝祭・後編』

因縁の対決!? ジョーカー対シド

クイーンと史上最強の探偵卿ネア・ブラディーボ・ヴァロアの勝負が注目を集めている中、裏で静かな戦いが繰り広げられていました。クイーンのパートナー・ジョーカーと、ネアの執事・シド・マイティ・ゼンの戦いです。

2人は、かつて同じ収容所にいた者同士でした。(詳しくは『怪盗クイーンからの予告状 怪盗クイーン エピソード0』の「出逢い」に書かれています)収容所で、ジョーカーは何度もシドに戦いを挑みましたが、シドはジョーカーと戦おうとはしませんでした。友だちとは戦いたくない、という理由で。

しかし今の2人には、お互い以上に大切な存在がおり、対立は必然。この「弟子対決」の行方も必読です!

大学生ブーコ・ロッシにしか見えない「あれ」

「アナミナティの祝祭・後編」に登場する新キャラクターに、大学で数学の勉強をしているブーコという女性がいます。彼女は小さなころから、幽霊や妖怪とは違う、幾何学模様の形をした存在が見えていました。他の人には見えないし、どのような存在かもわからなかったため、彼女は「あれ」と呼んでいました。

ある日、ブーコは友人に誘われて、モーリッツ教授の特別講義を聴講します。本当は興味がなかったのですが、モーリッツ教授が興奮してくると「見える、見えるぞ!」と叫び出すと聞いたからです

ひょっとして、わたしみたいに「あれ」が見えるのだったら……。

ブーコのその考えは的中! そのおかげで「あれ」とコミュニケーションが取れるようになったのですが、おかげでとんでもないことが判明します。ブーコと「あれ」の会話は、「アナミナティの祝祭・前編」に出てきた謎の答え合わせになりますので、考察しながら読み進めましょう。

クイーンの記憶
初心に返る質問ですが、クイーンがなぜ「ミラージュ(蜃気楼)」と呼ばれているのか、その理由を知っていますか?

答えは、気配を消して、周囲の人間の記憶に残らない術を使うからです。変装をするときには、自分自身の正体を忘れるという強力な暗示をかけて、完璧にその人物になりきってしまい、「鍵」となる言葉を言ったり聞いたりしない限り解けません。また、自分自身の記憶を封印しておくこともあります。

その記憶の封印のひとつが、本書の最後に解かれます。そして、最新作につながる「糸」にもなっています。もちろん、紹介している以外の作品にも、さまざまな伏線が張られていることでしょう。改めてシリーズ初刊から読み直して、張り巡らされた伏線を見つけてみるのも一興です。
書影『怪盗クイーン モナコの決戦 アナミナティの祝祭・後編』(作:はやみね かおる  絵:K2商会)
『怪盗クイーン モナコの決戦 アナミナティの祝祭・後編』(作:はやみね かおる  絵:K2商会)定価:1,144円(本体1,040円)
《あらすじ》
「クイーン逮捕」をかけた、探偵卿ネアとの3本勝負。初戦のルーレット対決に続く第2戦は、F1モナコグランプリの市街地コースを走るレース対決! 真っ赤なセブン160に乗りこみ、 颯爽とスタートしたクイーンだが、あらたな敵が待ちかまえていて──。 シリーズ史上最強の敵を相手にして、クイーンがかつてない死闘をくり広げる!

【3冊目】「怪盗クイーン インド『もう一つの0』」

クイーンがインドに行った理由は「ある食べ物」だった!?
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