〈7月の課題図書〉『ぼくと未来屋の夏』

『ぼくと未来屋の夏』(作:はやみね かおる、絵:竹本糸会)
『ぼくと未来屋の夏』(作:はやみね かおる、絵:竹本糸会)

〈7月の課題図書〉『ぼくと未来屋の夏』を7月1日正午から公開します

原則毎月一冊、はやみね校長が自分の作品の中からセレクトしてお届けする「課題図書」。赤い夢学園の有料会員は一冊丸ごと無料で閲覧することができます。

2025年7月の課題図書は、『ぼくと未来屋の夏』(作:はやみね かおる、絵:武本糸会)です。

「未来を知りたくないかい?」100円で確実な未来を売る「未来屋」と過ごすとびきりの夏が始まる!

小学校最後の夏休み。ついにやってきた夏休みに大喜びしていた風太は、あやしい雰囲気を漂わせた「未来屋」と名乗るふしぎな男性・猫柳さんに「未来を知りたくないかい?」と、声をかけられます。

海辺の町・髪櫛(かみくし)町を舞台に繰り広げられる、謎と冒険。神隠しの森で犬が消えたり、首なし幽霊に出会ったりと、毎日おかしなことが起こって……!?

2003年に「ミステリーランド」から刊行され、2004年に第20回うつのみや子ども賞を受賞した作品。「こんな風に、毎日全力で遊んでたな」と懐かしくなったり、「風太みたいな夏休みを送ってみたい」とうらやましくなったりする、ノスタルジックな一冊。

特に夏の終わりを、物語の終わりを告げる花火大会のシーンは、本当に一夏が終わったような気持ちになり、なんだか胸がキューン。大人は童心に返って、子どもは物語の世界に丸ごとひたって楽しめます。
※「課題図書」の閲覧は有料会員限定コンテンツです。赤い夢学園に登録のメールアドレスとパスワードをご用意ください。
※ビューワーリンクは2025年7月1日12:00からに有効になります。

▼▼「制作エピソード」や「校長からのひとこと」も公開▼▼

制作時のメモなどを紹介した「制作エピソード」も同時公開します。本編とあわせてお楽しみください。

また、はやみね校長自身が制作当時の思い出を語る「校長からのひとこと」は、ミステリーランド版『ぼくと未来屋の夏』の書誌ページに掲載されていますので、こちらも読んでみてください。

▼▼6月30日まで公開! 6月の課題図書『少年名探偵 虹北恭助の冒険 フランス陽炎村事件』▼▼