小学校低学年から読める『はたらく細胞』絵本版で「インフルエンザ」と「食中毒」の秘密が分かる!

すべての漢字にふりがなつき! 子どもにも分かりやすい細胞と細菌の物語

ライター:中村 敦子

ウイルス・細菌・寄生虫との戦い!

今度の細胞たちの相手は強敵ぞろい! まずは「インフルエンザウイルス」と、その次には「腸炎ビブリオ菌」「寄生虫」と戦います。

絵本版では、いずれも「ゆるキャラ」のようなかわいらしい姿で登場しますが、体内で大暴れするとても恐ろしいモンスター。細胞たちの決死のはたらきを見届けましょう!
【もくじ】

「はたらく細胞」のなかまたち

その1 インフルエンザ

コラム1 ウイルスと注射
「インフルエンザにかかったら」
発熱
食欲減退
発汗
「もし新型インフルエンザだったら?」

その2 食中毒

コラム2 おなかの中ではなにがおこっている?
「大きな敵」
「なにを食べちゃったの?」

vs.インフルエンザウイルス

毎年流行する「インフルエンザ」。発熱やのどの痛みなど、さまざまな症状に悩まされるものです。

実はこの「インフルエンザ」、体の中にいる一般的な細胞がウイルスに感染すると「インフルエンザウイルス」となって猛威をふるうのです。ウイルスが増えるスピードは細菌よりずっと速く、細胞の体に乗り移ってどんどん増えていきます。その姿は、まるでゾンビのようですね。
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vs.食中毒を引き起こす細菌と寄生虫

とある人間の「胃」の中に細菌が侵入! 「胃」の壁を壊して襲ってくる様子を、自分の体に置き換えて想像すると恐ろしいですね。

ふわふわした一見綿菓子のようなこの細菌の名前は「腸炎ビブリオ菌」。電子顕微鏡で見られる実際の姿も、表面が綿花のようにふわっとしています。

「好酸球」や「好中球」など、白血球の仲間たちが総力戦で挑みますが……。

寄生虫アニサキスとの死闘!?

「好中球」の活躍で事態も収まったかと思いきや、強大なモンスターが現れたのです。

胃の中に「寄生虫アニサキス」が侵入! 読者へ嚙み付かんばかりに飛び出してくるイラストはど迫力!

「好中球」のかっこいいバトルシーンを少しだけお届けします。
細胞たちの戦いぶりはいかがでしたか? 細胞たちは今この瞬間も、みなさんの体の中でがんばってはたらいているのです。

『はたらく細胞』は、漫画や小説に加えて、オリジナルイラストの絵本版も大好評発売中! 一度お手にとって、細胞たちの生活をのぞいてみてはいかがでしょうか。

絵本 はたらく細胞2 超強敵! インフルエンザと食中毒

絵本 はたらく細胞2 超強敵! インフルエンザと食中毒
発売日:2021/6/7
定価:本体1500円(税別)

「はたらく細胞」で学べる児童書盛りだくさん!

大ヒット公開中! 映画「はたらく細胞」Ane♡ひめ.netスペシャル対談!

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なかむら あつこ

中村 敦子

ライター

1986年生まれ。0歳児〜小学生向け、主にキャラクターの絵本や雑誌の企画・構成にあたる。プリキュア、いないいないばあっ!、ヒミツのここたまなど、15以上のキャラクターを担当。各地の博物館、郷土資料館、美術館めぐりが生きがい。

1986年生まれ。0歳児〜小学生向け、主にキャラクターの絵本や雑誌の企画・構成にあたる。プリキュア、いないいないばあっ!、ヒミツのここたまなど、15以上のキャラクターを担当。各地の博物館、郷土資料館、美術館めぐりが生きがい。