ジキル博士とハイド氏
発売日 | 1999/04/15 |
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価格 | 定価:本体580円(税別) |
ISBN-13 | 9784061485020 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 218ページ |
ほんとうはまじめだが、不まじめなことをして楽しみたい!そう考えたジキル博士は、自分が発明した秘薬を飲んで、凶悪な人間ハイド氏に変身!そして、また秘薬を飲んで、もとのジキル博士に……。実験をくり返すうちに、想像を絶する大破局が……。人間の善と悪2つの性質を考えさせる、『宝島』の作者スチーブンソンの最高の古典名作!
こんなことって、あるだろうか?
ひとりの人間が悪人になったり、善人になったり、つぎはどうなるか?はらはらドキドキ、ぐいぐいひきこまれる、世界名作の決定版!
ほんとうはまじめだが、不まじめなことをして楽しみたい!そう考えたジキル博士は、自分が発明した秘薬を飲んで、凶悪な人間ハイド氏に変身!そして、また秘薬を飲んで、もとのジキル博士に……。実験をくり返すうちに、想像を絶する大破局が……。人間の善と悪2つの性質を考えさせる、『宝島』の作者スチーブンソンの最高の古典名作!
まさにそのとき、ふたりの人影が見えたのです。ひとりは東のほうへ急ぎ足で歩いている小柄な男でした。もうひとりは10歳くらいの女の子で、交差点にむかって、あわてたように走っていました。そしてどうなったかは、いわなくてもわかるでしょう。そうです。ふたりは交差点で、出会いがしらにはげしくぶつかってしまった。そのすぐあとで、あのおそろしい事件が起こったのです。
小柄な男が、べつに何事もなかったかのように、平然と、たおれた女の子のからだを踏みつけて、悲鳴をあげる彼女をおき去りにして、行ってしまおうとしたのです。──(本文より)
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