怪盗ルパン 赤い絹のスカーフ
発売日 | 1999/10/15 |
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価格 | 定価:本体580円(税別) |
ISBN-13 | 9784061485198 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 204ページ |
M=ルブラン短編傑作3話の新訳
パリ市街でくり広げられるひとびとの悲喜劇にルパンがくりだす名推理!
このシリーズも第8作になりました。前回につづき、短編集「ルパンの告白」の中から、とくにトリックが奇抜で、おまけにルパンのゆかいで、女性にしんせつで、おひとよしな性格が、ありありと描かれているものを選びました。
●第1話「赤い絹のスカーフ」は、ひとり暮らしの若い女性が、いのちよりだいじにしていた、スカーフに秘められた謎をめぐって、ルパンとパリ警視庁の、息づまるような戦いが、くり広げられます。
●第2話「白鳥の首をしたエディス」では、めずらしくルパンが、宿敵のガニマル警部に追いつめられ、ピンチにおちいります。
●第3話「影の暗号」は、ルパンが得意の暗号解読で、おちぶれてしまった貴族の子孫たちをすくいますが、ルパンは後悔する結果に……。
3話ともパリの街を舞台に、人物や事件のはじまりが、色彩ゆたかに描かれて、ルパンのあざやかな推理とともに、ストーリーはすすむ……。
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