【7/21は海の日】「海」にまつわる青い鳥文庫の本をご紹介! 

「海の日」は何のために生まれた日か、知ってる?

青い鳥文庫編集部

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7月21日は海の日!!

毎年、7月の第3月曜日は「海の日」!

海の日は、海の恵みに感謝し、海と深い関わりを持つ日本の成長を願う日として、1995年に定められました。

周りを海で囲まれた島国である日本は、広い海を持ち、「海洋国」と呼ばれています。魚や海藻、塩などの海の恵みを受け、寿司や刺身などの食文化も生まれました。「海の日」は、そんな日本にぴったりな祝日ですね。

そこで今回は、「海」につながりがある青い鳥文庫の本と単行本を合わせて6冊ご紹介!

『海は生きている』

富山和子/作 大庭賢哉/絵
海の恵みは食べ物だけじゃない! 思わず海に感謝したくなるノンフィクション

わたしたちのまわりには、海のおくりものがいっぱいです。魚や海藻、そして塩。「波や潮」という水の力もそうです。石油や、木材、食料は、水の力を借りて、船で運ばれてきます。

一方で、津波という、海と人間のたたかいもあります。海の水が雨になり、森や田畑にふりそそぎ、川をとおって海にもどる。この、水のつながりはいのちのつながりでもあります。陸に生きるわたしたちと海との関係を見つめなおす「生きている」シリーズの1冊。

『しっぽをなくしたイルカ 沖縄美ら海水族館フジの物語』

岩貞るみこ/作 加藤文雄/写真
「フジ、もう一度、泳いで!」10万部超の児童書ノンフィクションのベストセラー

沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館のイルカ、フジは原因不明の病気で尾びれをなくしてしまいます。まったく泳がなくなったフジに、イルカの泳ぎを取りもどさせたい! そんな熱い思いから、世界初のイルカの人工尾びれをつくるプロジェクトがはじまりました。しかし、作っては壊れる人工尾びれ。大勢の人たちの協力のもと、フジはまた泳げるようになるのでしょうか?

『さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生!』

さかなクン/作・絵
たくさんの人に出会って、見守られて、お魚好きの男の子は、さかなクンになりました――。

家族やまわりの人に温かく見守られ、応援され「好き!」をつらぬきとおすことができたさかなクン。その人生には、どんな挫折があり、それをどうやって乗り越えてきたのでしょうか。生い立ちや学生時代、そして現在までを、さかなクンが自ら語ります。大好きなことを見つけて、つづけることの強さが詰まった一冊。
『さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生!』はただいま開催中の【ブルーロック×青い鳥文庫 「青い檻文庫」】でも登場! こちらもチェックしてね!(2025年7月現在)

『長浜高校水族館部!』

令丈ヒロ子/作 紀伊カンナ/絵
愛媛県立長浜高校にほんとうにある水族館部が舞台!

長浜高校水族館部が運営している水族館は大人気! 一般公開日には生徒が魚の解説をし、研究では世界で4位になるなど素晴らしい成果をあげています。

しかし相手は生き物。繁殖がうまくいかなかったり、魚が死んでしまったり、次々困難に直面します。部員たちのアツい日々を「若おかみは小学生!」の令丈ヒロ子氏が取材し、事実をもとに小説にしました。

さらにこの夏、待望の青い鳥文庫版も登場! 8月6日ごろ発売予定です。こちらもお楽しみに!

『こちら、沖縄美ら海水族館動物健康管理室。 世界一の治療をチームで目指す』

岩貞るみこ/作
ワンチームで動物の健康を守る! 水族館で働く職員たちのお話

沖縄美ら海水族館の動物健康管理室は水族館のすべての生き物の健康を守っています。この本では健康管理室で働く職員と、飼育員が一緒になって取り組んだ仕事を7つ紹介。保護したウミガメを海にかえすまで、ホホジロザメの謎に迫る、マナティーの赤ちゃんの人工保育……。人間と動物の物語に感動しながら、科学的な知識もわかる盛りだくさんの本。

『カキじいさん、世界へ行く!』

畠山重篤/作 白幡美晴/装画
世界を旅する「カキじいさん」と一緒に、カキをとおして地球の未来を考える!

宮城県の気仙沼でカキを養殖する「カキじいさん」が、世界各地のカキ養殖場を訪ね、見て、聞いて、食べる! 「森と川と海」がつながることの大切さを、これからの子どもたちに伝える紀行エッセー。
「海の日」にちなんだ、青い鳥文庫の本を6冊紹介しました。

気になる本をぜひ手に入れて、楽しい「海の日」を過ごしてね!
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