変形のりもの70
見たことある車、いくつあるかな?
発売日 | 2023/10/31 |
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価格 | 定価:本体900円(税別) |
ISBN-13 | 9784065321508 |
判型 | 四六倍 |
ページ数 | 52ページ |
はたらくくるまは、もっとかっこいい!
すごいぞ、トランスフォーム!
車道を走る姿から、現場に到着後、作業するためにアームを伸ばしたり、扉を開いたり、車体そのものが伸びたり……車体を変形したり合体させたりして、活躍する「はたらくくるま」の“かっこいい姿”が大集合!
●カメラマン小賀野 実さんからのメッセージ
「車の仕事と役割がよくわかり、カッコよく魅力的な写真を撮りたいと思っています。この本をごらんになった方にも、まずは〈はたらく車〉の楽しさを知っていただければうれしいです」
*すべての漢字にふりがながついています。
*小さなお子さんにも安心なように、本の角を丸くしています。
変形! 合体! かっこいい「はたらくくるま」が大集合!
カメラマン小賀野 実さんからのメッセージ
はたらく車にはどこに行けば会えるのか? おおざっぱに見当はついても、目当ての車に会うことはそうたやすくありません。
特に工事車や作業車の類いは、各地の工事現場を渡り歩き、いたと思っても工期が終わればサッサといなくなります。
神出鬼没のような車を偶然見つけても、現場は覆いに隠され、障害物もたくさんあります。全容を知ることはなかなか難しく、撮影の交渉をしても断られることも多いのです。
そういう意味で、はたらく車を撮る側も、撮りたいモノを明確にしておく勉強が必要です。撮るからには、ある種の覚悟を持って接しなければいけません。
そして、はたらく車を目の前にした時、パワフルな動きやスピードに、たじろがないことも大事です。
どんな乗り物でも、最初はスタイル(形姿)をきちんと撮りたいものですが、作業や工事をする時のポージングによって、形や見映えも変わります。
どんな場面をどう捉えたら良いのか、臨機応変に立ち回ることも必要です。
私は工事にたずさわる人以上に「安全第一」を遵守しています。
自分が大好きな車の仕事と役割がよくわかり、カッコよく魅力的な写真を撮りたいと思っています。この本を見てくれる方にも、「はたらく車」の楽しさが伝わるといいなと思っています。
小賀野 実(おがの みのる)
1958年、群馬県生まれ(埼玉県民)。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業。社員カメラマンを経て、1990年からフリー。鉄道・はたらく自動車・飛行機・船など乗り物全般と、祭りや民俗を明解に撮影。子どもの世界を幅広く取材し、図鑑絵本と学習雑誌、旅行誌の取材執筆や、TV番組の制作監修などで広く活躍する。
講談社のりものアルバム『はたらくくるま100点』で写真を担当。ポプラ社『はたらくくるまさいきょうずかん』『のりもの2000プラス』、JTBパブリッシング「エルラインシリーズ全巻」など、著書多数。
日本鉄道写真作家協会(JRPS)会員。