
迷ったとき、どう答えを出す? 『名探偵プリキュア!』千賀光莉&本渡楓が大切にする「自分自身の選び方」
『名探偵プリキュア!』放送開始記念! 豪華声優陣へのスペシャルインタビューVol.1 (3/4) 1ページ目に戻る
2026.03.26
ライター:小川 聖子
撮影/水野昭子(講談社写真映像部)
千賀 私は第5話と第6話がとても心に残っています。それまでは、初めて会ったときから息ぴったり、同じアイテムを持って変身して……と「奇跡の二人」のように意気投合していたあんなとみくるが、5話で初めて衝突し、6話で本音をぶつけ合って仲直りするという展開です。
仲良く楽しくやっていた二人が、実は心の底で不安を抱えていたことが明らかになるシーンには、見ている子どもたちにもきっと感じるところがあるはず。注目してほしいです。
本渡 私は「怪盗団ファントム」の個性豊かなメンバーたちがお気に入りです。第6話では、マコトジュエルを持ち帰れなかったニジーが、上司であるウソノワール様に“奈落”のような場所へ落とされるシーンがあるのですが、そこでのニジーのリアクションが最高で。
先輩の松岡禎丞(よしつぐ)さんの素晴らしいアドリブで、怖いはずのシーンなのに思わずクスッと笑えてしまうんです。敵側にも憎めない面白さがあり、物語のシリアスさとのバランスが絶妙な点も魅力だと思います。
失敗を恐れず、自分で答えを出していきたい
千賀 私は「やらずに後悔するよりは、やって後悔するほうがいい」と考えるタイプです。この声優という仕事に挑戦したのも、その信念があったからです。
最近、事務所の先輩である河野ひよりさんから「現場で意見を言うか迷ったときは、一度言ってみたほうがいい。もし失敗したとしても、そこで反省すれば次は迷わずに済むから」というアドバイスをいただきました。失敗を恐れずにまず一歩踏み出すことが、自分の答えに辿り着く近道なのだなと実感しています。
本渡 私は「どれが一番、心が楽しいか」を大切にしています。学生時代もいろいろな部活を体験し、一番楽しかった演劇部を選び、さらにその中でも楽しかった「本読み」がきっかけとなり声優を目指しました。
自分の責任で選んだ選択なら、たとえ失敗したとしても「自分で選んだし、これも勉強だな」と前向きに受け止められるもの。
もしこれから先も何か壁にぶち当たってしまったときがあったとしても、純粋な「楽しい」という気持ちを大切に自分自身へ問い続けたいと思っています。今思うと今作のテーマは、まさに私の人生のテーマとも重なっているなと。とても感慨深い気持ちです。
千賀 運命みたいな出会いですね! この作品がたくさんの人に届きますように。
本渡 本当に! 私たちも頑張ります!



































