声優・松岡美里＆内田真礼にとっての「アイドル」とは　『映画キミとアイドルプリキュア♪』に込めた想い

映画公開記念！　プリキュア声優陣スペシャルインタビューvol.１

2025.09.27

松岡美里さん
撮影／日下部真紀（講談社写真映像部）

──『映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ！キミに届けるキラッキライブ！』はどんな作品ですか？

松岡　映画は、主人公のうたたちが、「スーパーミラクルアイドルフェスティバル」に呼ばれ、アイアイ島という島を訪れるところから始まります。

内田さんが演じるテラは、その島に住む不思議な少女。アイドルというテーマをほり下げた作品で、私は「好き」という気持ちは絶対に伝えた方がいいと改めて思いました。

内田　そうですね。「言葉にすると叶う」ということも本当にあるので、好きなことややりたいことは、どんどん口に出して！　そう思わせてくれる映画です。

──内田さんはプリキュア作品への参加は初でしたね。どのような印象を持たれましたか。

内田　20年以上続いているシリーズで、いろいろなプリキュアがいますが、それぞれが「自分はこうするんだ」という力強さを持っているところが素敵だと思います。

松岡　本当ですね。アフレコでは、歴代プリキュアのキャストのみなさんとご一緒する機会がありましたが、『わんだふるぷりきゅあ！』チームは、「仲良くしよう！」というほんわか感、『ひろがるスカイ！プリキュア』チームはシュッとしたカッコよさがあって、シリーズで雰囲気が違うところも魅力だと思いました。

私たちは「アイドル」がテーマなので「キラッキランラン」を目指しています♪

私たちにとってのアイドルは……

内田真礼さん
撮影／日下部真紀（講談社写真映像部）

──ご自身には「アイドル」と思える存在がいますか。

松岡　妹です！　もうかわいくてかわいくて♡　存在してくれているだけでがんばる力がわいてきます！　私にとってアイドルは「いやしの存在」ですね。

内田　私にとってのアイドルは、「私もこんな人になるんだ！」と憧れる女性のこと。

「こんなことしているんだ、私もやってみよう」や、「こんな方法があるんだ、マネしてみよう」と、自分がお手本にしたくなる人を好きなることが多いです。

松岡　『映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ！キミに届けるキラッキライブ！』は、アイドルについて深く考えさせる作品なので、大人の方が見ても楽しめると思います。

私は「好き」という気持ちは、絶対に伝えたほうがいいなと思いました。

内田　とても素敵なお話なので、ぜひご家族で見に来ていただけたらと思います。

スペシャルQ&A　おふたりに聞いてみました！

松岡美里さん　内田真礼さん
撮影／日下部真紀（講談社写真映像部）

Qフェスといえば？

松岡　ラーメンフェス！　ふだんは行けない地方のお店のラーメンを食べることができ面白いです。

そんなときは、いつもは食べない種類のラーメンにも挑戦するのですが、去年食べた「ウニつけ麺」というラーメンがとてもおいしくて。今年もラーメンフェスがあればぜひ行きたいです！

内田　ビーチでの音楽フェス！　まだ行ったことがないので、YouTubeなどで見て想像しています♡

特に気になるのは平井大さんのフェス。すぐそこが海、という浜辺にセットを組んでいるのですが、「どんな空気感なのだろう」と想像するだけ楽しくなります。

松岡　私も音楽フェスは行ったことがないのですが、今まで知らなかった存在を知ることができて、興味の幅を広げてくれる場所ですよね。

内田　本当にそうですね。私は音楽活動をしているので、自分がフェスに出ることもあるのですが、当たり前ですがフェスは持ち時間が少ないんですよ。

その中でどのように自分を知ってもらって、想いを届けるか。ポジティブなエネルギーにあふれた場所なので、とても刺激をもらいます。