冬に唇がガサガサになる原因とは? はたらく細胞公式スピンオフ小説『はたらく細菌(4)』で菌の働きが学べる!

大人気コミックスの小説版第4弾! 過去最多の“菌”が登場する全7話をちょっと出し

ライター:中村 敦子

小さいけれどパワフル! 誰の体にも住んでいる菌

暑い日に、冷たいものをたくさん食べたら、お腹の調子が……。毎年肌寒い季節になると、リップクリームを何度塗っても唇の乾燥が止まらない。

誰にでも身に覚えがあるあの症状には、目には見えない菌たちの命がけのドラマがあるんです! 
もくじ

第1話 アイス! 氷! シャーベット! そのときあなたの腸内は!?

第2話 ネイルエンジョイ♪ その爪に……? 緑膿菌

第3話 うちら最強♡ チームみそ!

第4話 どうにかしたい! ガサガサ唇

第5話 お口がくさい! 原因は?

第6話 緑茶が秘めたパワーとは!?

第7話 赤ちゃんのころから、あなたとともに

キャラ立ち最強!? 強烈キャラが続々登場

個性豊かな菌たち! 体に必要な良い菌、悪さをする菌がビジュでもわかりやすく表現されています。
すべての画像を見る(全6枚)
「はたらく細菌」ではおなじみのビフィダム菌、ウェルシュ菌をはじめ、13以上の菌たちがしのぎを削る本作。乳酸菌や虫歯菌など比較的メジャーな菌もいれば、あまり一般的でない難しい名前の菌もいますが、擬人化されて登場するとお話として読めるので、自然とそのはたらきを理解することができます。

菌たちが爪や腸内で大暴れ!

右:爪に悪さをすることもある緑膿菌は、ミドミド、ミドリンと呼び合いアイドルを目指すかわいい女の子。
左:冷えからくる急性の「お通じ」はジェットコースターに置き換えられて、一気に駆け抜ける!
挿絵として38ページもの漫画が掲載され、小説にまだ慣れていないJSでも読みやすい!
気になる体のちょっとした不調の謎が、コメディタッチで、時に感動的な物語となって綴られています。

菌の性質、役割を最大限生かしたキャラクター作りもさることながら、そのはたらきの例えもおかしくおもしろい!

コミックスの中からピックアップされ一話完結でコンパクト、隙間時間にも読みやすいから宿題や習いごとで忙しい合間にも手に取りやすいです。
短い時間ですぐ読めるので、忙しい大人にもおすすめのシリーズ。あなたの体の中で、日々がんばる菌たちの日常を覗いてみませんか?

はたらく細菌(4)

はたらく細菌(4)
発売日:2022/08/10
定価:本体680円(税別)
この記事の画像をもっと見る(全6枚)
20 件
なかむら あつこ

中村 敦子

ライター

1986年生まれ。0歳児〜小学生向け、主にキャラクターの絵本や雑誌の企画・構成にあたる。プリキュア、いないいないばあっ!、ヒミツのここたまなど、15以上のキャラクターを担当。各地の博物館、郷土資料館、美術館めぐりが生きがい。

1986年生まれ。0歳児〜小学生向け、主にキャラクターの絵本や雑誌の企画・構成にあたる。プリキュア、いないいないばあっ!、ヒミツのここたまなど、15以上のキャラクターを担当。各地の博物館、郷土資料館、美術館めぐりが生きがい。