【3分でわかる】『なのはと宝石の庭』 イラストたっぷり! あらすじ紹介

発売から大人気! ナゾメキ×ときめきストーリーをプレイバック!

青い鳥文庫編集部

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この冬いちばんの“きゅん”をおとどけ! 『なのはと宝石の庭』

みんなは『なのはと宝石の庭』を知ってる? 

12月10日に発売になった青い鳥文庫の新しいシリーズ! 編集部には、早くも読んだおともだちからのアツいメッセージやおうえんの声がとどきはじめているよ!
お話を書いているのは、『理花のおかしな実験室』(KADOKAWA)のやまもとふみ先生。かわいい絵をたんとうしているのは花芽宮(かがみや)るる先生だよ!

まだ読んでいない子もだいじょうぶ☆ お話のあらすじを、イラストといっしょに紹介(しょうかい)しちゃいます。

冬休みはみんなで「なのは」を読んで、もりあがろう!

物語のはじまりは、あれはてた庭との出会いから――

わたし菜乃葉(なのは)。本がだいすきな中1女子。

ワケあって、亡(な)くなったおばあちゃんの家にすんでいるんだけど、ある日、ふしぎな裏庭(うらにわ)にまよいこんじゃった……!

庭には色とりどりの、宝石のようなくだものや、草木があふれていて……。

そこはかつての、「宝石の庭」。小さいころに来たことがある、思い出の庭だった。

思わず息(いき)をのんだけど、よく見てみると、木も花も、なんだか元気がないみたい

妖精(ようせい)みたいな男の子……!?

「ん? なんでここだけ雑草(ざっそう)がないの?」

草だらけの庭のなかで、きれいにたがやされた畑(はたけ)を見つけた。

「トマトの苗(なえ)? あとキュウリとシソとイチゴとサツマイモ、それにカボチャも???」

思わず野菜(やさい)の名前を口にすると……

「なんで、見ただけでなんの植物(しょくぶつ)かってわかる?」
あらわれたのは、宝石みたいな目をした男の子

「え……妖精?」

思わずつぶやくと、

「妖精、って。」 男の子はぶっとふきだして笑いだした……!

わあああああ、わたしのバカ!!!

妖精なんているわけがない。というか、よくかんがえたら、なんでうちの庭に知らない『人』がいるの??

「ど、どろぼ―――!」
あわてちゃったけど、話を聞いてみると、男の子は菜乃葉とおなじ学校の、中学生だった。

「どうしてこんな、平日(へいじつ)の昼間(ひるま)にここにいる?」

「……」

どうして学校にも行かずに、こんな時間にこんなところにいるのか? それにはふかいワケがあって……。

菜乃葉が学校に行けないワケ

「あなたには特別(とくべつ)な力があるんだから」

お母さんはよく言ってた。

ほめられるのがうれしくてがんばってたら、いつのまにか、中学受験(じゅけん)をすることになっていたんだ。

がんばって勉強したけれど、行きたかった学校の合格発表(ごうかくはっぴょう)に、自分の番号(ばんごう)はなくて……。
中学受験に失敗(しっぱい)したことを、クラスメイトに知られるのがこわくて、とおくのおばあちゃんの家にひっこした。

ここなら知ってる人はいないはず。

……だけど入学式で、同じ塾(じゅく)にかよっていた子に話しかけられてしまった。

それからこわくて学校に行けないまま、ずっとこの家にとじこもっていたんだ。

おばあちゃんがのこしたメッセージ

「って、べつにどうでもいいよね? わたしはここの住人(じゅうにん)だよ。だから、ここの庭はわたしのものだよ。」

にがい思い出をしまってそう言うと、男の子はふうん、とうなった。

「やっぱりあんたが……か。おれは、蒼井真冬(あおいまふゆ)。あんたがひっこしてきてからも、おれ毎日ここに来てたんだけど。」

びっくりしていると、蒼井くんが二さつのノートをさしだしてきた。
一さつ目のノートには「料理(りょうり)

二さつ目には「庭づくり」と、おばあちゃんの字で書いてある!

「庭にのこした、おばあちゃんの宝物を見つけてください。」

宝物って……? 

ノートを読みすすめていくと、こんなことも書いてあった。

「ふゆくんはやさしすぎて生き物を育てるのが苦手(にがて)だから、庭は菜乃葉にまかせます。」

どういうこと? 聞いてみると、蒼井くんは言った。

「おれがやると、命をすいとるから。」
「つまりさ、おれが世話(せわ)すると枯(か)れるんだよ。……だからなんとかしろ。

こっちは命がかかってるんだ。」

じょうだんかと思ったけど、蒼井くんはしんけんな顔をしていた。

命をすいとるなんて、そんなわけない。

「植物に元気がないのは、ぜったいにほかに原因(げんいん)がある。もっと科学的(かがくてき)な原因にきまってる……

わたしが証明(しょうめい)してみせるから!
庭と蒼井くんとの出会いから、菜乃葉の毎日は、すこしずつかわりはじめる――。

あれはてた庭を、どうやって復活(ふっかつ)させるの? おばあちゃんの宝物って?

つづきは本をよんで、そのヒミツをひもといてみてね!

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【小説】わたしが出会ったのは「宝石」みたいな瞳の男の子でした…。 #科学 #なのは #青い鳥文庫 #恋 #ナゾ #植物

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