『ゲゲゲの鬼太郎』小説チョイ読み 夜空を飛ぶ謎の美女の目的は恋人探し?

『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~』よりおススメ妖怪話あらすじ紹介【その1】

テレビマガジン編集部

アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期のスタッフ陣による短編小説集『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~』から、今回は妖怪 骨女が登場する「骨女」(山田瑞季・作)のあらすじをご紹介します。
『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~』(税込み定価660円)発売中  ©水木しげる・フジテレビ・東映アニメーション

深夜にうろつく謎の美女と白い布!?

ゲゲゲの鬼太郎に連絡をとるための妖怪ポストに「夜道で美女に身体の骨の長さを測られた」という手紙が何通も届きます。

また別の一通には「女を乗せて飛ぶ白い布」を目撃したという内容が書かれていました。

一連の事件に一反もめんがかかわっているとにらんだ鬼太郎は、めだまの親父やねこ娘とカラスヘリコプターで夜の街をパトロールして、ついに一反もめんといっしょに騒動を起こしていた謎の女を発見します。

「穂音美(ほねみ)」と名乗る女の正体は、鬼太郎たちとも旧知の妖怪である、人の骨の姿をした「骨女」が人間に変身した姿でした。

妖怪 骨女が恋した相手とは?

骨女は人間の姿に化け、病院で働きながら自分の恋人にふさわしい理想の骨を持つ人間を探していました。

そしてある日、まさに運命の出会いというべき骨の写ったレントゲン写真と出会った骨女は、その骨の持ち主を探すために一反もめんの協力をあおいで、病院の近くでそれらしい男たちの骨をつぎつぎと調べはじめ、ついにその怪行動についての手紙が鬼太郎に届いてしまったのです。

鬼太郎たちの理解もなんとか得て、さらに骨女による捜索が続けられたある夜、一反もめんに乗って双眼鏡で街を見まわしていた骨女は、ついに「理想の骨を持つ男」の姿を発見します。

人間と妖怪の恋は成就するのでしょうか?

さらにその前に立ちふさがる、おなじみのアイツが関わる思わぬ障壁とは?

意外な方向へと進む妖怪の恋物語をお楽しみください。

『小説 ゲゲゲの鬼太郎』で笑って泣いて怖がろう!

『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~』『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』は、第6期アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のスタッフを中心とした著者たちによる、短編小説集です。

アニメでは描かれなかった、オリジナルのストーリーが展開されます。

楽しいコメディから、哀しいシリアスストーリー、怖ろしいホラーなど、バラエティに富んだ物語をぜひお楽しみください。
『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』(税込み定価660円)も発売中  ©水木しげる・フジテレビ・東映アニメーション

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。