大ヒット上映中！　映画プリキュアで犬プリキュア・猫プリキュアを演じる声優・長縄まりあと松田颯水に「お互いの印象」を直撃！

『わんだふるぷりきゅあ！ざ・むーびー！ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険！』公開記念インタビュー

2024.10.01

撮影／水野昭子（講談社写真映像部）

大ヒット上映中の「わんだふるぷりきゅあ！ざ・むーびー！ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険！」では、テレビシリーズとはひとあじ違う意外なコンビネーションを見せてくれているキュアワンダフル／犬飼こむぎ＆キュアニャミー／猫屋敷ユキ。

それぞれの声優を務める長縄まりあさん、松田颯水さんに作品について聞きました。

それぞれのプリキュアに似ているところがあるかも？

──映画では息のあった活躍を見せていたキュアワンダフルとキュアニャミー。同じ動物プリキュア同士ですが、お互いにどんな印象をお持ちですか。

松田颯水（以下松田）長縄さんの最初の印象は、このふわ〜っとしている見た目そのままなんだなぁということです。でも最近ようやく、実は意外とロックなところもあるんだなと知り始めました。

長縄まりあ（以下長縄）　どんなところですか？

松田　めちゃくちゃ熱いものを食べて、口の中を火傷しても食べ続けるところ（笑）。なんて強い人なんだろうって。

長縄　ちゃんと口の中は痛いので強くはないです（笑）。私から見た松田さんの印象は……最初はもう、いるだけで現場が明るくなるような方で。

松田　「最初は」って……その後が怪しくなってきましたね（笑）。

長縄　明るくて朗らかなので、いろいろなことに対して「なんでも大丈夫！」という方なのかと思ったら、着るものやおうちに置くものにも、実はとてもこだわりをお持ちで。

「こうしたい」という強い意志を持っているところが、「ユキちゃんぽいな」と今は思っています。

松田　確かにこだわりは強いかも……。

長縄　前に「こういう棚をおきたいんだ」と見せてくれた家具がすごくおしゃれで。私はそんなおしゃれな家具は家にひとつもないので驚きまして……。

気に入ったものが見つかるまで、しっかり探し続けるタイプのようです。

松田　そうなのですが、理想のものが見つからないと段ボールで生活し続けちゃう、みたいなところもあるので、いいのかどうかはわかりませんね（笑）。

こむぎはユキと一緒に何かをできるのが嬉しい！

──キュアワンダフルにもキュアニャミーにもそれぞれが大好きなパートナーがいますが、映画ではふたりが協力し合う姿が印象的でした。映画を通じて感じたことはありますか。

長縄　そうですね。こむぎからすると、最初は無視されていたり、あまりかまってくれなかったユキが、一緒に頑張ってくれるというのが単純に嬉しくて。

なので頑張らなくてはならない劇中のゲームでの対決も、ものすごく楽しんでいました。

松田　私がユキ目線で感じたことは、こむぎがずっと「すごいワン！」って盛り上げてくれるので、戦わなきゃいけないときも、ユキはやりやすかっただろうな、ということ。

もちろんユキは応援がなくても頑張れちゃう子ではあるのですが、こむぎと取り組むことで、自分を追い込みすぎず、なんなら楽しみながら頑張ることができました。

だからこそ、最終的に大好きなまゆちゃんにたどり着けたんじゃないかなと思っています。

長縄　こむぎにとっては、「楽しいから一緒にやろう」と歩み寄ることは普通のことなんですよね。

私自身は初めての現場ではついつい人見知りなところが出て、借りてきた猫のようになってしまうのですが、こむぎなら「よろしくワン！」で済んでしまうのかな、と思うと憧れます。

ただ私も仲良くなりさえすればもう、何を言われても大丈夫ですし、なんでも大丈夫になるので……。

松田　いや、なんでもはあかんやろ（笑）。でも確かにこの間は私が食べられないって言ったお肉をサッと食べてくれましたね。

ポンタとポコタの“声”にも注目です！

──今回の映画でお気に入りのキャラクターはいましたか。

長縄　ポンタとポコタです！　すごくかわいいというのもあるのですが、個人的には彼らは何を食べて、どうやって生きてきたのか……というバックグラウンドまで気になっています（笑）。

松田　私もポンタとポコタは深掘りしたい（笑）！　彼らの声優はジャルジャルさんが務めていらっしゃるんですね。

それが、ちょっと声優が出せって言われても出せない「味」が出ていてすごくいいんですよ。それによく劇場に立っていらっしゃる方は声も大きくて、「さすが、ちゃうわ〜」って思いました。

長縄　私はほんの少しだけアフレコでご一緒したのですが、おふたりがセリフを合わせるところは、伸ばす長さも一発で揃えていてすごかったです！　

松田　ミステリアスだったのはナツキ。ナツキはゲームクリエイターなので、今の子どもたちには憧れの存在かもしれないですね。

ナツキと、ポンタとポコタの親分であるムジナに意外な関係があるところも映画の見どころのひとつですね。

長縄　ゲームの中に入ってしまう、というお話もお子さんたちにはきっと楽しいはず。

プリキュアも大活躍しますし、悟くんと大福も……特に大福は大変なことになりますので（笑）、まだ映画を見ていないよという方は、ぜひ劇場で見ていただけたらと思います！

質問コーナー

Q１.ペットになるとしたら？

長縄　小型犬です。子どものころの一時期、お母さんが好きすぎて、お母さんの犬になりたいと思っていました（笑）。小型犬なら甘えてお膝の上で寝ても許されそうですし、楽しいだろうなと思います。

松田　猫です。人間として生きていると、体がすごく硬くなってしまって。よくストレッチしている猫になれたら、飛んだり跳ねたりたくさん動いても怪我がしづらくて、毎日いろいろなことが楽しめそう！

Q２.ゲームがテーマの映画でしたが、好きなゲームといえば？

長縄　FPS系のゲームです。ゲームはたくさんするのですが、今上手くなりたくて頑張っているのは、銃で敵を撃ったりするFPS系のゲームです！

松田　体を使ったゲーム。短距離走が得意なので、実際に体を使うゲームが好きですね。ドロケイみたいな鬼ごっこは今も強いかも。