『はたらく細胞』が絵本に! 重版続きの大人気作『絵本 はたらく細胞』を読んでみた!

『絵本 はたらく細胞』かわいい描き下ろしイラストとJS読者の感想と合わせてご紹介

ライター:中村 敦子

SDキャラの白血球たちにキュン!

絵本オリジナルの白血球(好中球)、赤血球たちのビジュアルはこちら。

赤血球と血小板は漫画同様かわいらしい! その中で注目すべきは白血球でしょうか。ミニサイズでも変わらない目つきの鋭さ!? が、なんとも愛らしいですね。

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【もくじ】

「はたらく細胞」のなかまたち

その1 くしゃみ

コラム1 細胞 だいしょうかい
「血の中ではたらく細胞たちのしゅるい」
赤血球
白血球
マクロファージ
血小板

その2 すりきず

コラム2 新型コロナ、インフルエンザ
「たたかう体」
「病原体の大きさは?」
はじめに、登場人物である細胞たちのプロフィールとそれぞれのはたらきが紹介され、導入はばっちり。本編ではお子さんにとっても身近な「くしゃみ」「きりきず」が取り上げられています。

合間のコラムでは、さらに内容を深掘り! 絵本でも、細胞や細菌・ウイルスのはたらきについてしっかり学ぶことができます。

絵本仕様の『はたらく細胞』

続いて、『絵本 はたらく細胞』ならではのポイントをご紹介! 『はたらく細胞』のおもしろさはそのままに、絵本の良さがたくさん詰まっています。

絵本のサイズ感

タブレット(写真はiPad)より、ひとまわりくらい大きめ。開くとワイドな大画面になり、細胞たちのはたらきが臨場感たっぷりで展開されます。

イラストも大きく配置されているので、お子さんの目線だとかなりの迫力です!

マイルドな表現

漫画では強烈なビジュアルの細菌モンスターも、細菌・ウイルスの特徴は残しつつ、ご覧のとおりパステルカラーでふんわりどこかやさしげな印象に。

戦闘シーンに直接的描写はなく、バイオレンス・ショッキングなイラストは一切なし! 小学校低学年のお子さんにも安心してお読みいただけます。

楽しい遊び

お話の途中ですが、「迷路」がスタート! 小さな血小板たちがかわいらしいですね。

酸素と二酸化炭素を運ぶ「配達員」である赤血球の特性をいかし、赤血球のはたらきを遊びながら学べる迷路。絵本を読み始めたばかりのお子さんでも、飽きずに読み続けられる工夫が盛りだくさんです。
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