小学校低学年から読める『はたらく細胞』絵本版で「インフルエンザ」と「食中毒」の秘密が分かる!
すべての漢字にふりがなつき! 子どもにも分かりやすい細胞と細菌の物語
2025.01.10
ライター:中村 敦子
ウイルス・細菌・寄生虫との戦い!
絵本版では、いずれも「ゆるキャラ」のようなかわいらしい姿で登場しますが、体内で大暴れするとても恐ろしいモンスター。細胞たちの決死のはたらきを見届けましょう!
【もくじ】
「はたらく細胞」のなかまたち
その1 インフルエンザ
コラム1 ウイルスと注射
「インフルエンザにかかったら」
発熱
食欲減退
発汗
「もし新型インフルエンザだったら?」
その2 食中毒
コラム2 おなかの中ではなにがおこっている?
「大きな敵」
「なにを食べちゃったの?」
vs.インフルエンザウイルス
実はこの「インフルエンザ」、体の中にいる一般的な細胞がウイルスに感染すると「インフルエンザウイルス」となって猛威をふるうのです。ウイルスが増えるスピードは細菌よりずっと速く、細胞の体に乗り移ってどんどん増えていきます。その姿は、まるでゾンビのようですね。
vs.食中毒を引き起こす細菌と寄生虫
ふわふわした一見綿菓子のようなこの細菌の名前は「腸炎ビブリオ菌」。電子顕微鏡で見られる実際の姿も、表面が綿花のようにふわっとしています。
「好酸球」や「好中球」など、白血球の仲間たちが総力戦で挑みますが……。
寄生虫アニサキスとの死闘!?
胃の中に「寄生虫アニサキス」が侵入! 読者へ嚙み付かんばかりに飛び出してくるイラストはど迫力!
「好中球」のかっこいいバトルシーンを少しだけお届けします。
『はたらく細胞』は、漫画や小説に加えて、オリジナルイラストの絵本版も大好評発売中! 一度お手にとって、細胞たちの生活をのぞいてみてはいかがでしょうか。
中村 敦子
1986年生まれ。0歳児〜小学生向け、主にキャラクターの絵本や雑誌の企画・構成にあたる。プリキュア、いないいないばあっ!、ヒミツのここたまなど、15以上のキャラクターを担当。各地の博物館、郷土資料館、美術館めぐりが生きがい。
1986年生まれ。0歳児〜小学生向け、主にキャラクターの絵本や雑誌の企画・構成にあたる。プリキュア、いないいないばあっ!、ヒミツのここたまなど、15以上のキャラクターを担当。各地の博物館、郷土資料館、美術館めぐりが生きがい。