映画『はたらく細胞』公開記念! 永野芽郁×佐藤健スペシャル対談♡

永野芽郁&佐藤健が6年ぶりの共演で感じたお互いの変化 映画『はたらく細胞』の見どころをたっぷり紹介!

ライター:小川 聖子

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──まずは原作の印象や、実写化のお話がきたときのお気持ちをお伺いできますか。

永野さん 最初に「赤血球の役」と聞いたときはびっくりしましたが、とても人気の作品ですし、ファンの方の期待を裏切らないように頑張りたいと思いました。

役づくりは、アニメ版も参考にしながら動きや声のトーンを考えたのですが、監督にも「芽郁ちゃんが思う赤血球で」と言っていただいたので、「自分がやったらこうかな?」というアイディアも織り交ぜながら作っていきました。

原作に出てくる赤血球は、1コマ1コマ表情がとても可愛らしいので、その感じも出せたらいいなと思い、工夫しました。健さんはいかがでしたか。

佐藤さん うん、僕も一緒ですね。

永野さん え、終わり? なにかもう少し話してください(笑)。

佐藤さん いや、本当に同じだからウソつけなくて(笑)。『はたらく細胞』は、僕自身、好きな作品でしたし、魅力的な世界観だし、魅力的な役柄だし、お話をいただいたときすごく嬉しかったです。

僕が演じたのは白血球だったのですが、白って実は200色あって……。

永野さん なるほど(笑)。今回はどの白でしたか?

佐藤さん それがシーンによって微妙に違っていて……まぁ白塗りのメイクが、動いていると落ちていくので結果的に変わってしまった、という感じではありました(笑)。

──(笑)。それぞれの役にご自身が選ばれた理由に心あたりはありますか。

永野さん なんとなくですけど「ポンコツ具合」が似ているのかなと思います。なんで健さんは笑っているんですか。

佐藤さん 自覚があるんだ(笑)。

永野さん ストレートにそう言われたわけではないですけど。監督には、「応援したくなるような赤血球に」とおっしゃっていただいた気がします。

佐藤さん 人ってポンコツだから応援するわけじゃないからね。

ポンコツすぎて人をイラっとさせちゃう場合もあるわけだから、そこを応援したくなるようにするには、チャーミングに失敗するというか、人間としての魅力があることが大切だから。それがあるってことなんだと思うよ。

永野さん ほめていただいているのは赤血球でしょうか、私でしょうか(笑)。

佐藤さん ふたりともです(笑)。

永野さん ありがとうございます! 健さんの白血球へのオファーは、「ビジュアルが似てるからかも」ってご自分でおっしゃっていましたよね。

佐藤さん あー、目が死んでる感じ? 

永野さん 目は死んでないですよ! 怖いくらいに目力ありますよ!

佐藤さん じゃあなんていうか、瞳孔が開いてる感じ? その顔ができると思っていただけたのかなと思いました(笑)。

永野さん そうですね(笑)。
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