静かに冬の物語
発売日 | 2004/02/22 |
---|---|
価格 | 定価:本体1500円(税別) |
ISBN-13 | 9784062122610 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 186ページ |
貴女の老後は……故郷へ?子どもと?それとも独りで?
熱海の自然を舞台に老女3人が向かい合う老いの日々
この作品は、400万部を超える人気シリーズ、青い鳥文庫『クレヨン王国』の著者が、イメージ豊かに児童書を生み出してくれた熱海の自然に感謝して、山や海、植物や野鳥たちを中心にしたものを書きたい、書かねば――という思いから生まれた。児童書では表現できなかった、作者の自然に対する深い思いと、老いと向かい合う生き方を、爽やかに描いた作品。
寮も保養所も、つぎからつぎへと売りに出されていた。しかし、買い手はつかなかった。ここ七尾原一帯は、海抜400メートルの山林を切り開き、東京や横浜の会社寮や保養所を誘致した新開地で、地元の熱海市民でも知らない人が多かった。残ったのは、女性軍である。そろって、気が強く、はたらき者のくせに、帰る家をもたないおばさん連だった。――<本文より抜粋>
みんなの感想
☆まだ読んでいない人のために、ネタばれはしないでね!
☆送ってからすぐにはサイトに紹介されません。
☆まちがった文字や表現など、掲載のときに修正する場合があるよ!
☆感想を紹介できない場合でも、編集部ですべて読みます!
☆感想はチラシや宣伝物で紹介することもあるよ!
☆心のこもったメッセージを送ってね! 先生や編集部への応援もくれるとうれしいな!
☆いちど読みなおしてから送ろう! おうちの人に見てもらうと安心だね!